駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

ご無沙汰してます。

9日付には川嶋再起戦とイーグル×中島戦の観戦記が入りますので、便宜上日付は1日先行ということで。

この年末はどうも気合が入りきらず、観戦自体は重ねているものの(12月末のアゼリア興行も昼夜制覇してるのですよ。アポロジムの1万円興行にはアホらしくて行けませんでしたが)、観戦記の更新が進められませんでした。次の週末には西日本ボクシング界も開幕、しかももうすぐ今年の新人王戦開幕ということで、ボチボチ気合を入れてかからなければならないと思ってはいますが……。


追ってまた観戦記書きますが(こればっかりだな)、全日本新人王戦は西の2勝9敗という絶望的な結果にガックリでした。春からリングサイドで追いかけて来た選手が1人、また1人と敗れていく脱力感は言葉じゃ言い表せない程のものでしたね(苦笑)。
また負け方が良くなかったですしねぇ。井階、中岸、武本、細川といった辺りは潜在能力の半分も出せずの不完全燃焼。奈須、大崎がKOで勝ってくれたのが数少ない救いでした。下馬評は西軍圧勝気配だったんですが、勝負ってのは判らんもんですね。


さて、今年の西日本ボクシング界ですが、世界王者こそ2人いるものの、地域王座に関しては名城の日本タイトル返上で、遂にお情けでOPBFフライ級に返り咲いた小松則幸だけというお寒い状況になっています。名城の世界タイトル挑戦が内定し、チャンピオンカーニバルで4人の日本タイトル挑戦者を出しますが、本当ここらで頑張ってもらわないと、ボクシングが人気回復しても西だけ置き去りになってしまいますよ……。
で、こういう状況になると、いきおい興味は今年の新人王戦に移るわけですが、こちらも年末から、05年上位進出→06年再挑戦組の有力選手が軒並み復帰戦で大凡戦をカマしていて、頭が痛くなる今日この頃。去年で言えば奈須のような評判のルーキーも現状はタマ不足気味ですし、このまま行くと、今年はトーナメントで経験を積みながら力を着けていくタイプの、いわゆる荒削りな才能が各階級で台頭する年になるかも知れませんね。


そんなこんなで、今年もボチボチいきますんで宜しく。