駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

全体の総括

目玉不在の興行で盛り上がりに欠けるのは致し方無いが、それにしてもちょっと今回はセミとメインのマッチメークが酷かった。リスクを避けたいのは分かるが、せめて1〜2%でも勝ち目のある相手を呼んで来ないと、見ていても面白くも何とも無い。 そんな中、…

第9試合・契約58kg10回戦/○武本在樹(2R1分10秒KO)サムトノイ・シスナルポン●

WBA世界フェザー級15位にランクされ、来年度チャンピオンカーニバルで日本タイトルへの優先挑戦権を行使する事が内定している武本は、ここまで15勝(10KO)4敗1分。戦績通りKOの多さが魅力の選手で、淡々とした展開の中で唐突に強烈なクリーンヒットで相…

第8試合・フェザー級8回戦/●目次誠(4R2分55秒KO)玉越強平○

目次はこれまで4勝(4KO)7敗3分。6回戦デビューを飾るも3連敗、4回戦から出直すという苦い経験を持つ。A級に上がってからは引き分け2つを挟んで4連敗中と伸び悩み中。一方の玉越は12勝(4KO)4敗5分で、現在日本Sバンタム級7位。昨年に当時無敗…

第7試合・フェザー級8回戦/●サンダー伊藤(判定0−3)堀川昌憲○

サンダー伊藤は中日本の緑ジム所属で、これまで10勝(2KO)4敗5分の元・日本ランカー。一方の堀川は8勝(4KO)2敗1分。94年にデビューするも、その直後から8年のブランクを開けた経歴を持つ29歳。復帰後に何回か生で試合を見ているが、去年の3月、後の西…

第6試合・フェザー級4回戦/△佐藤裕樹(判定1−0)目黒悠嗣△

佐藤はこれまで1勝1敗3分。今年5月にあった2戦前の試合を観戦しているが、この時は1Rにダウンを奪われるも後半挽回して引き分けに持ち込んでいた。手数多くアグレッシブなファイトが持ち味。一方の目黒はここまで2勝(1KO)2敗。過去2回生で試合を…

第5試合・契約58kg4回戦/●岩下幸右(判定0−3)武本康樹○

岩下は2勝(1KO)1敗。5月の千里馬神戸主催興行のデビュー戦を観戦しているが、その時は全く良い所無く敗退していた。しかしそれから短期間に2勝を重ねているとは……。一方の武本は、今日のメインに出場する武本在樹の実弟。8月のデビュー戦では、固さも残…

第4試合・契約56kg4回戦/○山下将臣(判定2−1)山下大士郎●

同じ名字、同じ1戦1敗の戦績の選手同士による異色カード。山下(大)の方は5月の千里馬神戸主催興行でデビュー戦を観戦しているが、両者デビュー戦らしい接近戦でフックを打ち合う泥仕合の末に敗れている。 1R。全体的に膠着気味の試合ながら、身長の低…

第3試合・Sフライ級4回戦/○浅野英樹(判定3−0)篤弘将●

両者初見。浅野は3戦3勝(2KO)、篤も2戦2勝と全勝無敗同士の対戦。現時点での実力査定という事なのだろうが、なかなか思い切ったマッチメイクだ。 1R。2人のゴング直後数秒の動きを見て、前2試合との選手のレベル差に苦笑い。ちょっとした動きからし…

第2試合・契約62.5kg4回戦/●金谷将三(判定0−3)森山公則○

金谷は1戦1敗。デビュー戦は5月の千里馬神戸主催興行で生観戦している。正直、半年隔てて記憶は殆ど残っていないが、当時の観戦メモには「フック・アッパー中心の攻め」とか「手数が少ない」とかいった言葉が並んでいたので、粗いボクシングをして負けた…

第1試合・フェザー級4回戦/●森川弘幸(判定0−2)王田尚史○

両者初見。森川は1戦1勝。ネットの情報を見ると、アマ経験を持ち、今年10月のプロデビュー戦で判定勝ちしている。一方の千里馬所属の王田はこれがデビュー戦。 1R。王田が序盤から大振りのフックを連発して攻勢に出る。オープンブローの注意を受けるなど…

SENRIMA SUPER FIGHT 16(千里馬神戸ジム主催興行)

神戸サンボーホールにてリング中央の客席後方より立見観戦。立見とはいえイス席を6〜7列しか置いていないので、観戦中に足と腰に来る以外は全く問題なし。むしろコーナー角のB指定席より見易いんじゃなかろうか。 今日は千里馬ジムのエース・長谷川穂積の…

更新できなくて申し訳有りません。

ああ、こんな形で11月最初の更新をしてしまうとは……。現在、本業・別サイト運営、更にはその別サイト絡みで冬のコミケ用の原稿(マンガ評論本です)書きに終われており、とてもじゃないけどこちらまで手が回りません。 10月末の分も途中で止まってますが、近…