2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
山本は5/8の1回戦で谷野陽太[進光]を判定に降して3勝(0KO)無敗、香川は1回戦シードで1勝(1KO)1敗の戦績。 会場で観戦された方の話では、それほど高くない水準の内容で展開された試合は、前半に山本ペースで進行していたが、後半に失速。4Rに消耗著し…
和歌山県立体育館・クラトキジム主催興行は、やはり観戦できず。よって観戦記は執筆出来ませんが、資料管理の観点からも考えて、新人王戦の結果だけ紹介しておきます。
全7試合を通じてダウンシーンが皆無、KO決着もレフェリーストップの1試合のみと、どうにも消化不良感が否めない興行であった。セミ・メインに出場したインドネシア人が戦意旺盛に戦ってくれたのが救いだったが、この異邦人の心意気に拳で応える事が出来な…
メインはウォズジムのエース格・日本ランカー吉澤が登場。インドネシア王者を迎えての調整戦で後援者、関係者のご機嫌を伺う…といったところか。 03年度Sフェザー級全日本新人王で現在日本ライト級9位の吉澤は、13勝(6KO)1敗の戦績。唯一の敗戦は昨年8月…
セミファイナルは、04年度Sライト級全日本新人王・磯道の引退試合。 その磯道は、10勝(7KO)無敗のパーフェクトレコード。グリーンボーイ時代、相手の動きを早々に見切ってアンタッチャブル状態で相手を嬲り殺しにする様は戦慄を覚えたものだった。直前の試…
この日唯一の6回戦。松村は6勝(3KO)2敗の戦績で、既にA級の資格を持つが、今回は相手に合わせて6回戦に留まった。対する濱田は3勝(1KO)5敗2分で、6回戦の試合は昨年11/20に高知で別役佳津男[黒潮]と戦って(判定負け)以来の2戦目となる。 ※この試…
昨年の新人王戦に出場した3勝選手2人による一戦。本来なら新人王戦の2回戦あたりで実現するような試合だろう。森島は3勝(1KO)7敗1分と負けが込んでいるが、これは対戦相手のレベルが高かったせいもある。昨年末には後に6回戦で初勝利を挙げた久田哲也…
この試合も未勝利戦。山本は2敗2分、与座は勝ち負けなしで2つの引き分け。 公式判定は上中39-38、野田39-38(以上、与座支持)、藤田39-37(山本支持)のスプリットで与座。駒木の採点は「西」38-38イーブン、「東」39-38で山本優勢。かなり振り分けの悩…
未勝利選手同士の対戦。稲上は05年に2戦して1敗1分、池田は今年1/15のデビュー戦に敗れて1敗の戦績。 稲上は、精度の悪い連打や、あわや減点かというところまで警告を受けた左フックのオープンブローなど、試合振りの粗さは相変わらずだが、今日は彼にし…
小畑は未勝利3敗1分、吉田は4/9のデビュー戦でKO勝ちを収め、短い間隔での2戦目。 公式採点は野田40-36、上中40-37、大黒39-37の3−0で吉田。駒木の採点は「西」39-37、「東」40-37で、いずれも吉田優勢。 吉田がスピードとパワー、そして技術の差をその…
自分でも意外ながら、これが初見参となる年に2度の京都KBSホール興行。セミに04年度Sライト級新人王の磯道鉄平の引退試合が、メインに03年度Sフェザー級新人王で&ライト級日本ランカーの吉澤佑規の調整戦が、それぞれインドネシア人選手を相手に行わ…
武本兄の相手が随分と階級が下のタイ人に変更され、更には実質メインの三谷×宇野戦が予想外の大凡戦となってグダグダの内容に。フルラウンド判定までズレ込むのが避けられて、最悪の事態は避けられたものの、5000円払って立見させられた人は「金返せ」だろう…
メインは千里馬の2番手格・武本在樹が登場。当初対戦予定だった世界下位ランカー・アドルフォ・ランデロスが負傷欠場となり、結局は3戦連続でタイ人との調整戦となった。しかしこのカード変更、パンフレットの表紙印刷が間に合うほどの早い時機に決定して…
※宇野の負傷(正当な加撃によるもの)に伴うドクターストップ。判定で大差がついたダルファイトだったため、試合打ち切りの性格が強い。 今年2月にハイメ・オルティスを(疑問を挟む余地のある採点ながら)判定で降し、現在WBCバンタム級の14位にランク…
※セコンドのタオル投入によるTKO 3/25に日本ランク入りに挑戦するも、ドローに終わった05年度新人王戦西軍代表・武本康樹の再起2戦目。 この日の対戦相手、ルートサヤームは3/22の「グリーンツダVSギャラクシー対抗戦」で初来日し、Sバンタム級契約で小…
両者戦績は、竹下が未勝利2敗、田中も未勝利で2敗1分。 公式判定は福地40-35、浦谷40-36、大黒39-36の3−0で田中。なお竹下は4Rにダウン1回。駒木の採点は「西」「東」ともに40-35で田中。 田中がアグレッシブさを前面に押し出して、ノックダウンのオ…
両者、この日がデビュー戦となる試合。 公式判定は上中39-37、半田38-37、福地38-37の3−0で菊地。なお松村は1Rにダウン1回あり。駒木の採点は「西」「東」とも39-36で菊地優勢。 菊地は、そのムダの無い動き、風格すら感じさせる佇まいからして、既に6…
前川は4/9にデビュー戦を戦ったばかりで1勝(0KO)無敗。辻本はこれがデビュー戦。 公式判定は浦谷39-37、半田39-38、福地39-38の3−0で前川。駒木の採点は「西」38-38、「東」39-39でいずれもイーブン。 前川は、2Rまでは距離を開けられて持ち前の変則的…
両者この試合がデビュー戦。 1R。試合開始早々、大恵が緩慢な動きで不用意に接近して来たところを、黒本が的確にショートブローの連打を見舞ってすぐさま圧倒。大恵は防戦に転じてもボディワークが全く見られず、その他攻守の動きのことごとくがスローモー…
高橋は1勝(0KO)1敗の戦績で初の西日本遠征、片岡は本日がデビュー戦。 公式判定は浦谷39-37、大黒39-37、上中38-38のマジョリティで高橋。駒木の採点は「西」38-38イーブン、「東」39-38高橋。 4回戦中位か、そこよりやや下ぐらいの水準の一戦。高橋はス…
毎年5月・11月に千里馬神戸主催で行われるサンボーホール興行だが、今回は3月にワールド記念ホールで長谷川の防衛戦を開催した兼ね合いもあってか、高砂ジムとの共催という形で行われた。出場選手は千里馬神戸勢中心だが、興行の目玉は高砂のエース・三谷…
第一感は「なんて露骨な」という驚きでした。次の瞬間には「あぁ、編集部の人たちも駒木と同じ気持ちなんだろうな」という気持ち。多分これは駒木の思い上がりではないと思います。 だって、表紙はイーグル京和でもオスカー・デラホーヤでもなく、先月に試合…
6/4アゼリアに予定されてた1試合が、5/28和歌山に変更になってしまいました。試合数確保のためとはいえ、所属ジムの選手を中19日で試合させるとは「ようやるなぁ」の一言であります。サマート・ツインズジム→キティポップ・サンディジムの連戦ならともかく…
5/14までの観戦記、とりあえず概括部分は更新完了。あとは今週末までを目処に詳細な部分に加筆して行きます。
内容的には特筆すべき点の見出し難い興行だったが、噛ませタイ人出場の3試合がいずれも短時間で終了し、全9試合も2時間半で終了。ともかくも興行から冗長さが削がれたのは救われた。これで、どうしようもないタイ人相手にダラダラとフルラウンド戦われた…
1R。シンハシャムは“噛ませモード”の上に、動きそのものも緩慢。ロープ際を回りつつ、ヌルいパンチを打ってお茶を濁すばかり。これに対し、松本は着実にワン・ツー中心の攻撃でボディ、顔面へヒットを集めて行く。 2R。序盤戦は淡々としたものだったが、…
1R。ラウンド前半は、メチャクチャなフォームからボディブローを放つトンが、ぎこちないクロスステップで足を使う変則的な戦い方で吉山を攻めあぐませる。しかし吉山は徐々に相手との間合いを掴んで攻勢に転じると、まずは連打で強引にトンをひっくり返し…
公式判定は原田58-56、北村58-57(以上、如月支持)、半田58-57(二見支持)のスプリットで如月。駒木の採点は「西」57-57イーブン、「東」58-57二見優勢。 6回戦レベルで両者互角、一進一退の安定味ある打撃戦。如月が手数中心に攻勢点を稼いでスプリット…
公式判定は野田60-54、大黒58-56、宮崎58-56の3−0で松下。駒木の採点は「西」60-54「東」60-56でいずれも松下。 松下は、新たに得た技術を着実に地力の中に織り込むことで、高い安定性を誇る選手へと成長して来ている。非力だったパンチにはキレが備わり、…
李が、オーソドックスな攻撃パターンを実戦の場で復習するような戦い振りで順当にTKO。彼にとってはスパーリングの延長線上のようなモノだったのだろう。 ただ、あまりに物足りない相手でもあり、評価の対象からは外れる試合。(コンディション調整等を含…