2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
公式判定は、半田40-37、宮崎39-37、大黒38-38で森本のマジョリティ・デジション。駒木の採点は「西」39-37で奥優勢、「東」39-39イーブン。 森本が、相手の強引な手数攻めに梃子摺らされながらも、テクニック面で渋太く対抗し、際どい判定をモノにした。デ…
公式判定は半田39-37、宮崎39-38、北村38-38の2−0で辛くも好川。駒木の採点は「西」38-38イーブン、「東」39-38で大原の方を優勢とした。 前年度準優勝の好川が、大原のナチュラルパワーに圧されて大苦戦。守勢の中、時折放つ連打で、手数と技術をジャッジ…
加藤は、試合開始当初こそ田口のプレッシャーに苦しめられたが、2Rに自分から仕掛けて試合を作ろうと試みると、アッサリと自分のペースを築いて僅か1分余りで試合を終わらせた。それほどの絶対的な力量は感じられないが、今日のところは相対的な格の差で…
太田が復帰前と変わらぬパワー優先型ファイトを存分に見せてKOで再発進。しかし、今日は久々の実戦で浮き足立ったのか、1R早々にダウンを喫したり、既に優勢顕著な3Rで相手を仕留めるのに時間をかけてしまうなど、必要以上に苦労したという感じ。ディ…
今週末のIMPホールは、珍しく昼興行のみ。年に3度のペースで開催されている、ヨシヤマジムの主催興行だ。例によってジムのエース格2人・吉山博司と松本憲亮の両日本ランカーが“日本・東洋太平洋タイトル前哨戦”と銘打たれたWメインに出場する。 しかし…
名はともかくとして実の面では間違いなく日本ボクシング界の若きエースである長谷川穂積の3度目の防衛戦、その日取りが決定した。 7月15日土曜日。会場は、後楽園ホール。 後楽園ホール。収容人員2000人弱。ボクシングの聖地として選手・関係者・ファン問…
先日の「亀田の日」以来、色々と考えていたのですが、今後当ブログでは亀田ファミリー(=現状では亀田興毅&亀田大毅)を特別扱いしない、つまり他の数多のボクサーと同じ基準で扱う事にします。具体的に言えば、彼らの動向は駒木が西日本地区で生観戦した…
05/14昼 大阪IMPホール(ヨシヤマジム主催)=観戦予定 05/21昼 神戸サンボーホール(姫路木下ジム主催)=観戦予定 05/21夜 大阪中央公会堂(グリーンツダジム主催)=物理的に無理&マッチメイク最悪 05/27夜 京都KBSホール(ウォズジム主催)=行き…
故あって、今週一杯更新ストップします。 その前に細々としたお知らせなど。
有り体に言うと、度紀の評判通りの強さ(弱さ?)と、金井の変わらぬ打たれっぷりと悪運の強さを開き直って楽しむしかないような内容。まぁ良し悪しは別にして面白かったので納得するしかあるまい。あと、第2試合出場の2人は今後の動向も注目したい素材だ…
公式判定は上中97-95、野田96-94(以上、金井支持)、宮崎96-94(佐藤支持)のスプリットで辛くも金井がランキングの防衛に成功。駒木の採点は「西」97-93、「東」98-94でいずれも佐藤の方を優勢と見た。 金井は頼みの右ストレートが不発。被弾癖も相変わら…
公式判定は上中99-93、原田98-94、野田96-96の2−0で坂本。駒木の採点は「西」95-95イーブン、そして「東」方式では確信犯的に「やたら『10-10』のラウンドが多い採点」を実行して98-97でデッチジャム優勢となった(ちょっとやり過ぎ? まぁそれだけ競って…
度紀の日本ランカーとは思えぬ不甲斐無さは、よく噂に聞いていたが、実際に目の当たりにすると「なるほど」の一言。攻撃面はA級選手の平均以上だが、とにかく守備が全くダメ。緩いガードと拙いパーリング、それに乏しいボディワーク。確かにこれでは危なっ…
公式判定は宮崎59-55、上中59-56、原田57-57の2−0で片山。駒木の採点では「西」58-56、「東」59-56でいずれも片山優勢。 6回戦にしては、やや物足りない水準の試合。勝った片山が攻撃の精度差をヒット数差に繋げて有利に立ち、更に豊富な運動量で見栄え良…
悪い意味でミドル級らしいドツき合いに終始。戦績で勝る寺口がパンチの精度とパワーでそれぞれ少しずつ上を行って、徐々に形勢の差を広げていった。終わってみれば完勝だったが、技術不足は否めない。 3連敗となった山本も「自分なりに頑張った」という感じ…
公式判定は上中40-36、野田40-37、半田39-37の3−0で松井。駒木の採点は「西」39-37、「東」40-37で、やはり松井優勢。 この階級の1勝選手にしては非力さが目立つ両選手、打撃戦を展開したがやはり迫力は今ひとつ。細身の体型だったし、ボクサー型主体のフ…
両者デビュー戦とは思えない雰囲気のある動きと佇まい。既に6回戦級の風格である。中でも勝った松本は、フック一辺倒の戦い振りからして分かるように、技術こそ全くの未熟だが、そのフックだけでも秘められたセンスの高さが感じられる好素材。今後、ボクシ…
公式判定は野田39-37、原田39-36、上中39-36の3−0で山本。駒木の採点は「西」「東」とも39-37で山本。なお谷野は3Rにダウン1。ただしこのラウンドはその後谷野が猛反撃し、駒木はダウンの減点を帳消しして10-9の採点をしている。 山本の戦い振りは、一…
毎年5月に平日の府立第2で行われるアポロジム主催興行。GW明け直後という最悪のタイミングながら、今年は西日本新人王戦完全観戦を目標に掲げる駒木としては、外すわけにも行かず仕事を早めに切り上げて会場へ。 後の話になるが、観戦を終えて神戸に戻っ…
少なくとも、亀田興毅の試合の方は、そう日を置かずに書きます。概括だけ先にやると「良い意味で平行線」といった所でしょう。今日のファハルドは相性も良かったですし、地力以上に見栄えする試合になったんじゃないかと思います。左のカウンターやボディフ…
詳細は4/17付記事(http://d.hatena.ne.jp/komagi/20060417)をご覧下さい。 あと、来日成績は0勝3敗(今日で4敗)ですが、総成績はもう少しマシだと思います。6勝してるかどうかは怪しいですけどね。タイ人は本人ですら戦績把握してませんから、誰かが…
「亀田の日」のテレビ中継、何ですかアレ。じじいのファックの方がまだ気合入ってる! ボクシングを冒涜したTBSに鉄槌を!
最後の事故で余韻もクソも無くなってしまったが、これは先述の通り不運な事故という事で諦めるしかなかろう。全般的な試合内容的には可も無く、不可も無くといったところ。それでも普段、噛ませタイ人が2人、3人と出る“可も不可もある”興行を見ていると、…
4Rに井戸本が井階の正当なパンチによって負った軽度の切り傷が、5Rに起こった激しい偶然のバッティングによって一気に悪化。リングドクターと宮崎レフェリーの協議によって試合がストップされ、「パンチで受けた傷の悪化が原因の試合続行不能」という事…
公式判定は浦谷58-57(山口支持)、半田58-56(山本支持)、野田57-57の三者三様ドロー。駒木の採点は「西」57-57、「東」58-58でいずれもイーブン。 普段はライトフライ級で試合をしている両者だけあって、軽量級らしい軽快なリズムでパンチを刻む打撃戦と…
坂本は、やはりこの日も、相手の土俵に一度乗っかった上で攻略法を見出す粘り強い戦い振り。初のKO勝ちのオマケ付で見事に再起成功。スロースタートは確かに弱点だが、もはやこれも彼の持ち味か。 敗れた近藤だが、フック一辺倒のファイトでは、やはり6回…
公式判定は野田59-55、宮崎59-55(以上、小島支持)、上中58-56(頂支持)の差の大きなスプリットで小島を支持。駒木の採点では「西」58-56小島、「東」58-58イーブン。 繰り出されるパンチの殆どがワン・ツーという、まるでプロテストのような試合だったが…
公式判定は浦谷39-38、半田39-38(以上、塚本支持)、原田39-37のスプリットで塚本。駒木の採点は「西」39-37、「東」39-38でいずれも塚本優勢。 塚本は、いかにもデビュー戦という技術より気持ちのファイト。スタミナ切れや、見るからにオープンブローなフ…
公式判定は原田39-37、宮崎39-37、上中38-38の2−0で福島。駒木の採点は「西」39-37、「東」39-38でいずれも福島優勢。 福島が手数、手数でフルラウンド攻め通し、僅差ながら初勝利。勝者コールを受けた直後の万感極まった表情が大変印象深かった。スピード…
1R。杉川が試合開始直後から果敢にワン・ツーを振るうが、間もなくして米田の反撃を前に打ち負けての被弾が徐々に目立ち始め、やがて右ストレート、左フックを連続でクリーンヒットされて思わずコーナーに後退してしまう。すかさず米田がラッシュで決めに…