2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧
1ラウンドから実力差を見せ付けていた鈴木が、2Rにノックダウン級のクリーンヒットを奪うと、これまたレフェリーが早めのストップ。確かに実力差、形勢共に鈴木の勝勢ではあったが、あと10秒でダウンを奪えたかどうかは微妙で、インターバルを経てあと1…
東日本MVPでカルト人気も絶大の荒井が、デビュー直後のボブ・サップを思わせる豪快ファイトでレフェリーストップを強奪。全国でもMVPを受賞した。柏木は2ラウンド1分まで防御重視のファイトで互角以上に渡り合っていたが、最後は攻撃力の差で捻じ伏…
公式判定は60-55、60-55、59-56で三者とも磯道支持。駒木の採点は60-55で磯道。西軍実力No.1の磯道、田中の突進ファイトに手を焼かされ不恰好な試合にはなったが、テクニックの差で結果的には完封勝利。計量前日で2.6kgオーバーだったとされる調整の失敗を感…
公式判定は60-55、60-56、59-56で三者とも松崎を支持。駒木の採点は60-54で小野寺。豊原は正業多忙による練習不足、試合直前の風邪による高熱、この試合の第2ラウンドに負った拳の骨折という三重苦の中で果敢に戦ったが、東軍実力最右翼の評判通りの実力を…
公式判定は59-55、59-56、58-57で三者とも松崎を支持。駒木の採点は59-55で松崎。天堂のファイトスタイルをよく研究していた松崎が、ほぼ全ラウンド通じて優勢に試合を進めていった。
公式判定は58-57、58-57(以上、小林支持)、58-57(福原支持)の際どい2−1で小林。駒木のジャッジは58-57で小林。ハンドスピードで劣る福原が工夫に工夫を重ねた試合振りで際どく食い下がったが、最後は総合力の差で押し切られた。
試合前日の時点で鈴木が病気(インフルエンザ?)のため、無念の棄権。西軍代表・吉田に新人王の座と日本ランキング10位が転がり込んだ。
公式判定は57-56、57-56(以上、前之園支持)、58-57(濱口支持)の際どいスプリットデジションで前之園の勝ち。駒木の採点は57-56で前之園。なお、前之園は敢闘賞を受賞した。 前之園は3ラウンドにダウンを喫してジャッジが際どくなったが、距離感や当て勘…
この階級は東軍代表・池田が負傷のため、早々と堀田の新人王が確定。
公式判定は59-55、59-55、58-57で三者とも久高を支持。駒木の採点は57-56で久高支持。久高は技能賞を受賞。 久高は前半、見るからに動きが固く苦戦を強いられたが、ダウンを奪ってから形勢が混沌となった。公式判定でついた点数差ほどの実力差は無く、近い将…
注目の最軽量級・6戦全勝同士の対決は、東村が西軍代表決定戦で負った怪我が癒えず、残念ながら中止となった。
※とりあえず、フォーマットだけ作っておきます。詳細な観戦記はボチボチと。 なお、東軍代表は赤コーナー(見出しの勝敗表では左側)、西軍代表は青コーナーで固定。審判員は全て東日本のオフィシャルが務めたが、露骨な地元判定は無し。むしろ西軍に気を遣…
とりあえず、パンフレット無料進呈が当たり前のボクシング興行で、ほとんどが京和グループの広告で占められたパンフを1000円で売るのは止めてくれ……というのは半分(あくまで半分)冗談にして、真剣勝負のジャンルでこういうアクシデントがあると本当に救い…
最後は両者これがデビュー戦というフレッシュなマッチメイク。今回は進行上の「最終試合」だが、いずれはこの後楽園ホールの「メインイベント」で興行の最後を飾る存在になって欲しいと、ただただ素直に思う。ともあれ、この日この場所このシチュエーション…
先述の通り、生中継の時間調整のため、8回戦と4回戦の試合1試合ずつがメインイベント終了後に回された。テレビ生中継のある時にはこういう事が頻繁にある。ほら、昔、ミッキー・ロークの出た4回戦ってのがあったでしょう?(笑)*1 しかし、メインが終わ…
13戦全勝(5KO)の王者・イーグルが、23勝(12KO)6敗3分の戦績を持つ指名挑戦者・ブストスを迎え撃つ、今年最後の大一番……になるはずだった、のだが。 1R。ラウンド序盤からイーグルの左が冴え渡る。ジャブを起点にしてリズムを掴み、ワン・ツーで有効打を…
興行的にはセミファイナルの試合。小堀は日本スーパーフェザー級4位で13勝(6KO)2敗、西日本から遠征の山崎はアマチュア時代に全国3位の実績を持ち、ここまで5勝(2KO)1分の戦績。9月の試合でOPBFランカーを判定で下し、現在は東洋太平洋フェザー級6位…
竹下は8勝(2KO)7敗、松田は20勝(9KO)7敗3分の戦績。 1R。中間距離と遠距離の真ん中ぐらいのところからストレート・フックをクロスさせる8回戦のこの階級にしては荒っぽい試合。竹下が手数で勝り、不完全ながらヒット数でも優勢に立っていたと思われ…
ここまで加藤は2戦2勝、中村は3勝(1KO)2敗の成績。 1R。両者とも中間距離でワン・ツーを中心にアグレッシブな攻めを見せる。加藤は左フック、中村はジャブに見所があった。4回戦らしい勢い優先のファイトでお互いがお互いのパンチを多く被弾したが、…
後楽園ホール・西側2階バルコニー1列目より立見観戦。評判に違わぬ非常に見やすい場所で、リングサイドの距離で障害物の全く無い角度から俯瞰できる。これで最安値のチケット料金で見られるのだから、神戸在住の人間としては羨ましい限り。 客入りは、第1…
旅先でも気軽に更新できるのがブログの利点ですな。 とりあえず全国新人王戦の速報だけお伝えしておきます。 ライトフライ級=東軍・池原繁尊の不戦勝 フライ級=西軍・久高寛之の判定勝ち(59-55,59-55,58-57)&技能賞 スーパーフライ級=西軍・堀田英也の…
ちょっと辛口過ぎる気もするのですが、お気を悪くしないよう寛大な気持ちでご覧下され。
昨日は試合後、ご一緒した職場の大先輩と大阪で終電間際まで呑んでて、神戸に戻るなり力尽きて昏倒してしまいました(苦笑)。今から千里馬神戸興行の続きを上げて、その後すぐに「亀田のけんか祭り」のレポをやります。幸い、観戦メモも取れたので(あんま…
セミとメインは一種の儀式。やはり第6試合がこの興行のハイライトだったという感じ。岡田選手と本田選手の更なる成長と来年度中の日本ランク入りを熱望してレポートの締めくくりとしたい。
亀田3兄弟長男の亀田興毅は6回戦デビュー以来、4勝(3KO)無敗の戦績。しかしこれまでの相手は階級が下のタイ人ノーランカーが中心で、しかも日本人相手に軽くKO負けされた“実績”のある選手ばかりだった。今回、初のタイ人ランカー相手にどれほどの強さ…
中島はこれまで11勝(7KO)2敗の戦績を持つ日本ライトフライ級9位。この秋にはタイ遠征も敢行し、敗れたとはいえ貴重な経験をした模様。ただ、8月に生観戦したフィリピン人ランカーとの試合では明らかな地元判定に救われての辛勝。ランキング入りしてから…
岡田は03年度ライトフライ級西日本新人王、本田は今年のフライ級西日本新人王戦1位(準優勝者)選手。なかなかに通好みのマッチメークだ。駒木個人としては、この試合が今日の“極私的メインイベント”である。両者の戦績は、岡田8勝(3KO)3敗2分、本田は6…
両者の戦績は、中島2勝(1KO)1敗3分、坂本2勝2敗2分。中島は今年の西日本新人王戦準優勝だが、磯道鉄平に攻め手を完封され、4RKO負けを喫している。坂本は初見。 1R。中島は派手な動きで大きめのパンチを次々と繰り出して来るが、打ち終わるた…
両者初見。これまでの両者の成績は、小路3勝(1KO)2敗1分、藤堂2勝(1KO)1敗。 1R。お互い様子見が続いたが、明らかにリーチで勝る体格の小路が続けざまにジャブ・ワンツーをヒットさせてペースを握る。藤堂は終盤まで手数が出なかった。 2R。この…
奥村はこれまで3勝2敗1分の戦績。諸は2勝(1KO)2敗1分で、5月に勝った試合を観戦している。4回戦ボーイにしては珍しく技術を感じさせる攻撃を見せるボクサーだ。 1R。諸がワン・ツーでリズムを掴んで、更にロングレンジからフックをヒットさせてゆ…