2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧
王者・内藤は32勝(20KO)2敗3分の戦績。96年にデビュー。97年度の新人王戦はベスト8で引分敗者扱いとなるも、98年度には1回戦から3連続1RKOを含む5連勝で東日本を制覇し、全日本決勝でも福山登[大阪帝拳・引退]を60秒殺で仕留めて新人王タイトルと…
王者・坂田は32勝(15KO)4敗1分。98年デビュー、翌99年度のフライ級全日本新人王を獲得すると、01年にはプロデビュー以来15連勝で日本フライ級王座を戴冠する。初防衛戦では次の試合に登場の内藤大助とドロー防衛の死闘を繰り広げた。02年、4度目の防衛戦…
日本ボクシング界・夏の大一番はフライ級の世界ダブルタイトルマッチ。この伝統の階級で王者も挑戦者も共に日本人というのは勿論、史上初めてのはず。“ブーム無き黄金時代”となって久しい日本のボクシングシーンだが、今回は人気者・内藤大助[宮田]登場とあ…
全8試合中、メイン含めて6試合がKO決着で、テンポの良い進行が印象的な興行となった。これならメイン観戦後のお客さんも翌日には疲れを残さず通勤通学出来たのではないだろうか。ラスト2試合は特に白熱した打撃・乱打戦で、良い締め括り方も出来た。関…
馬野は8勝(4KO)2敗の戦績。05年7月にデビュー、持ち前の強打を活かして4連勝、06年の西日本新人王戦で準決勝まで進出するが山本幸史朗[ウォズ]に接戦を落として敗退。しかし6回戦で間もなく再起し、山本にもリベンジを果たしてA級昇格を果たす。8回戦…
両者戦績は東が4勝(1KO)3敗、森本5勝(0KO)2敗3分。東は昨年10月、今年3月と連勝して、これが初の6回戦。森本は昨年12月に、西日本決勝以来の再起戦でドローに甘んじて以来、9ヶ月ぶりの試合。態勢をどこまで立て直せたか。 1R。森本が圧力かけて先…
両者戦績は平尾4勝(1KO)4敗、川上4勝(2KO)3敗2分。平尾は昨年の西日本新人王決勝以来の再起戦。川上は昨年9月に5年9ヶ月ぶりのカムバックを果たしたが、今回はそれからまたも10ヶ月開いた。4回戦ボーイ時代には、この試合で副審を務める西山レフェ…
両者戦績は安田1勝(1KO)2敗、細木2勝(1KO)1敗。安田は4月に新人王予選で敗退して以来の再起戦。細木は5月にプロ初黒星を喫し、こちらも再起戦。 1R。細木は足を使いつつ、的確な左で手数と軽打ヒットを稼ぎ主導権。安田の反撃は空転させ、要所で右を…
両者戦績は梅村1勝(1KO)無敗2分、寺西未勝利3敗。梅村は昨年11月、今年4月と連続ドロー。しかし前回はダウンを奪いながらも負傷ドローという悲運の結末だった。 1R。寺西が足を使い、ヒット&アウェイの形で手数攻め。梅村は受身になった上、狙いが雑…
両者戦績は吉永1勝(1KO)無敗、長田2勝(1KO)5敗2分。吉永は6/8にデビュー戦勝利を挙げて、短期間で2戦目を迎える。長田も5月にプロ2勝目を挙げ、これがB級昇格を賭けた一戦に。 1R。精度粗い強打合戦。一進一退の攻防の中、徐々に吉永のフック、ス…
両者戦績は板倉2勝(1KO)3敗2分、浅原1勝(1KO)2敗。板倉は昨年5月の新人王予選敗退以来、1年2ヶ月ぶりの実戦。浅原は05年4月以来2年3ヶ月ぶりの復帰となる。 1R。浅原はアグレッシブにハンドスピード鋭い連打を放つが、精度粗くしかも攻撃偏重で…
恒岡はデビュー戦、西村は未勝利3敗の戦績。恒岡は昨年5月、9月に同じ相手に連敗し、今回10ヶ月ぶりの再起戦。 1R。西村は以前に比べて積極性が出てきたが、ヘッドスリップとボディワークが殆ど見られない危なっかしい動き。攻めても精度粗い打撃は当た…
年に3回、平日の府立第二で行われるハラダジムの主催興行、4月に引き続いて今年2度目の開催となった。所属選手にとってはホームで戦える貴重な自主興行とは言え、A級選手の多くは他ジムの興行に招聘されて今回欠場。4回戦・6回戦中心のラインナップで…
興行の目玉となるべき女子の試合が散々な内容。メインは完全なミスマッチで夛田の技術・能力が発揮される前に終わってしまったし、前座4回戦の安藤×大内戦は技術に乏しい手数合戦に終始し、非力な女子アトム級の悪い所ばかりが目立ってしまった。亀田三兄弟…
夛田はJBC戦績1勝(0KO)無敗。00年ごろからアマチュア女子ボクシングで全国区の活動を開始し、06年・07年と全日本大会でライトフライ級連覇。プロ興行でエキシビジョン出場を重ね、JBC公認直後にプロライセンスを取得し、今年5月にタイ人相手に初勝利…
両者戦績は大本5勝(3KO)6敗、竹中5勝(2KO)5敗1分。大本はB級昇格後連敗していたが、昨年12月に初勝利。竹中は3連敗中だが、強敵相手との試合が続いており、前回は日本ランカーの鮫島康治[Gツダ]に善戦健闘した。 1R。両者ジャブ起点にストレート、…
両者戦績は松本5勝(2KO)1敗でサウスポー、松井も5勝(2KO)1敗。松本は今年3月に、松井は4月にそれぞれB級初勝利を挙げている。 1R。松本はロングレンジから牽制しつつ、機を見て飛び込んでゆくトリッキーなスタイル健在。ボディや軌道がヒット直前で…
両者戦績は西澤4勝(2KO)2敗、高橋4勝(2KO)6敗1分。西澤は3月の京都興行に続いての西日本遠征。高橋は6月にB級緒戦で敗れて、短期間で再起した。 1R。高橋がややラフな攻勢でつっかける。右ストレートをクリーンヒットさせてチャンスを掴むが、その…
安藤はJBCデビュー戦、大内は5月の女子興行で判定勝ちし、1勝(0KO)無敗。 1R。クロス〜ショートレンジ乱打戦。共にこの階級らしく非力で決め手欠ける内容。大内が僅かに打ち勝つが微差の範囲。 2R。このラウンドも打撃戦。一本調子な展開の中で大内…
両者戦績は、斉藤1勝(1KO)無敗、満井未勝利1敗。斉藤は今年5月にKO勝ち、満井は昨年12月にKO負けと明暗分けている。 1R。デビュー戦で守備難が目立った両者、ガードを意識するのだが、やはり穴が目立つ。乱打戦の中で斉藤が、満井のガードの横から…
未勝利同士の対戦。両者戦績は福永2敗、藤井3敗。福永は昨年5月以来、藤井は今年3月以来の試合。 1R。両者オープンブロー気味のショート連打と体のバランスが崩れたストレートの打ち合い。いかにも戦績通りの内容。福永がラウンド前半手数攻めで圧倒す…
両者戦績は菊池1勝(0KO)2敗、清水1勝(1KO)1敗。菊池は昨年5月以来、1年2ヶ月ぶりの再起戦。清水は4月に新人王予選で敗退しており、こちらも再起戦。 1R。激しい乱打戦。共に守備意識低く、ヒットの応酬となる。ハンドスピードで勝る菊池がリードす…
共に未勝利の両者、戦績は毛利が1敗2分、高山が4敗。毛利は今年3月、4月と連続ドロー。高山は今年3月の試合で優勢に立ちながらも打たれ弱さが出て逆転負けを喫した。 1R。ロング〜ミドルレンジで睨み合いつつ、単発強打の打ち合い。高山が先手で攻め…
両者戦績は中谷1勝(1KO)2敗、岩瀬1勝(1KO)4敗。中谷は新人王戦緒戦敗退以来の再起戦、岩瀬は今年3月の京都興行でプロ初勝利を飾った。 1R。岩瀬は守り重視のスタイルだが捌き切れず、反撃も迫力不足。中谷はマイペースで強打攻勢を仕掛け、近距離での…
吉山博司・松本憲亮の両エースが第一線を退き、自主興行ブランド「南国奄美ハブFight」が休止状態にあったヨシヤマジム。しかしこの春に女子専門ジムとしてJBC加盟を果たした京都のフュチュールジムと提携する形で新たな興行ブランドを立ち上げた。トップ…
試合のレベルは(当たり前の話だが)各階級のエントリー人数に比例していたという印象。準決勝スタートの選手がいる階級などでは、1回戦レベルの試合もあって、白熱した試合を期待するファンから溜息が聞こえそうな凡戦もチラホラ。 第1部はSバンタム級佐…
両者戦績は歳岡2勝(0KO)無敗、人見2勝(1KO)3敗。 1R。しばらく様子見気味の牽制が続いたが、唐突に人見の右ストレートが決まってノックダウン。歳岡は効かされながらも何とか立ち上がり、続行となるが、不用意に前進するのを完全に読み切っていた人見が…
両者戦績は福岡3勝(3KO)無敗のサウスポー、南4勝(1KO)2敗。 1R。南は足使って手数出しつつ、福岡の射程圏外をサークリング。ヒット数でもリードしたが、福岡はチャンスをジックリと窺って、ラウンド終了直前に左ショートから右に繋げてクリーンヒット炸…
両者戦績は、北田は4勝(2KO)3敗のサウスポー、大堀は4勝(3KO)1敗。 1R。大堀はアグレッシブに出て先手。しかし北田も打ち合いでは互角以上。しかし「ブレイク」後に左でダウンさせる反則打で減点1の勇み足。その後も一進一退の攻防だが、大堀は左を喰…