2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ノンタイトル戦ながら、WBCとWBAの1ケタ順位にランクされた両者が相見える“ランキング争奪マッチ”。「選手の実力とランキングがそぐわない」という批判はあれど、日本下位ランカー同士の試合すらロクに組まれない日本ボクシング界の現状からすれば、いかに…
新井田×ランダエタの地上波録画中継は、やはり編集しまくりの骨抜き状態。まさか長谷川×鳥海が3ラウンド分も観られるとは思っていなかったので少し嬉しかったけれども、やっぱりこの構成というのは……。特に判定決着の試合で編集されてしまうと、試合の全容…
10日以上も更新の間が開いてしまいました。トラックバックや色々な所で激励の言葉を頂いていたのに放置して申し訳ありませんでした。非常勤とはいえ週5日勤務の高校教員という正業を抱え、他に3000人以上の常連さんを相手にしたウェブサイト運営もやってい…
……いやぁ、もう総括する気力も無くなるね(苦笑)。 何と言うか、日本中量級の現状を思い知らされた1日だったように思う。一夜にしてスター候補2人の商業的価値をズタズタにされた関西ボクシング界のお偉方も頭が痛い事だろう。 なお、この日のセミでジャ…
この試合を前に、一向に席が埋まる気配の無いリング中央側後方の指定席ゾーンへ移動。メインイベントは日・豪ミドル級王者による東洋太平洋王座決定戦。まず日本王者の荒木は、昨年7月に鈴木悟の王座10連続防衛を阻止してタイトルを奪うと、同年11月にナカ…
佐竹は東洋太平洋王座を9回防衛中の、名実共にアジアNo.1チャンピオン。WBC のSライト級8位、WBA同級11位。今年の世界前哨戦ではスプリット・デジションで惜しい星を落とし、世界獲りは一旦振り出しに。この試合を足掛かりにゼロから世界挑戦への道…
この試合も両者デビュー戦。ただし、青コーナーの株丹はアマチュア経験があるとの事。1R。両者中間距離でフットワークを使いながらワン・ツーで牽制しあう攻防からスタート。しかし、いかにもデビュー戦というか、両者とも見様見真似っぽい感じが漂うのが…
この試合は両者ともデビュー戦。1R。ゴングが鳴るなり、両者リング中央に駆け寄って超大振りのフック・アッパーの応酬。ガードもヘッタクレも無い無防備なドツき合いで、ボクシングというよりファイティングといった感じ。立山はフックを大振りする度にオ…
田井は今回が初見。戦績はデビュー以来3連続KOで、今回で最短コースでの6回戦昇格を狙う。一方の吉村はここまで2勝(1KO)4敗の戦績も、5月には西日本新人王予選で後に決勝まで進出した奥西章平に互角とは言わぬまでも4ラウンド善戦健闘して判定まで…
これも記憶の限り、両者とも初見。小島が2勝(1KO)3敗、福島が1勝(1KO)3敗と、この試合も負け越し同士の対決。1R。小島はアグレッシブだが攻めが右フック一辺倒で、姿勢も前にのめり気味。一方の福島はパンチがオープン気味ということもあって威力が…
両者初見(のはず)。難波が1敗、大城が1勝(1KO)4敗のキャリアで、双方のジムの「相応の相手に勝たせて自信をつけさせよう」と思惑が見てとれるマッチメイク。1R。大城は開始早々から頭低く突進し、ワン・ツーを繰り出すが不発。逆に中間距離から難波…
大阪府立体育館第1競技場、アリーナ自由席(1階ニュートラルコーナー最後方)にて生観戦。リングまで距離がある上に、コーナーポストが邪魔でかなり見難い席なので、読まれる方は細かい攻防の認識については随所で難しい場面もあった事を承知して頂きたい…
試合が行われた9試合では、西日本の8勝(ドロー勝者扱い含)、中日本の1勝となった。ブロックごとの層の分厚さを比較すると順当な結果と言えるだろう。やはり西軍代表決定トーナメントは、(中日本×西部日本の勝者)×西日本代表の方が良いと思う。 印象に…
ウェルター級の“盛況”の煽りを受けて、西日本ブロックは4人の寂しいトーナメントに。ブロック代表の大橋寛志は2RTKO、判定3-0で勝ち上がった。ただ、ブロック決勝の内容は泥仕合気味の展開を手数の多さで強引に押し切ったもので、やや物足りなさは否めなか…
例年は寂しい人数になる事も多いこの階級だが、今年の西日本ブロックは10名がエントリー。その代表・大西勝範は2RKO、1RKO、3RKO、判定1-0勝者扱いで勝ち上がった。 中日本ブロックは3名参加のミニ・トーナメント。代表の奥村哲光は、判定2-0、判定2-0の勝…
西日本ブロックは9名参加のトーナメントで、これを制した磯道鉄平は4RTKO、3RKO、4RTKO、4RKOと全て後半ラウンドでのKO勝ち。西日本決勝ではMVPに選出された。戦績からも分かるように、慎重なファイトスタイルでスロースタートな面があるのだが、相手の…
12名参加の西日本ブロック代表・豊原正浩は、ここまで判定3-0、2RKO、判定1-1勝者扱いという勝ち上がり。西日本決勝は通算成績負け越した者同士という“苦労人”対決となったが、豊原が壮絶な乱打戦の末に際どくジャッジの好印象を勝ち取った。 一方の中日本は…
ブロック最多・15名参加の西日本予選の覇者・天堂雅之は、ここまで2RKO、判定1-0勝者扱い、判定1-0勝者扱い、判定2-0と勝負運に恵まれた勝ち上がり。西日本決勝では変則ファイターの佐藤栄二を相手に1Rにダウンを奪われるも、停電による10分間の中断などに…
14人参加の西日本ブロック代表・福原寛人は、ここまで判定3-0、判定3-0、そして決勝は強豪・奥西章平を2RKOで破って、表彰では技能賞を受賞。開始直後からのラッシュでペースを強引に握るや、相手にボクシングをさせないまま2度のダウンを奪う快勝劇だっ…
12人参加の西日本ブロックを勝ち抜いた井野は、ここまで3RKO、判定3-0、判定3-0、判定3-0の勝ち上がり。派手さは無いが、総合的な実力はかなりのもので、西日本決勝も危なげの無い大差判定で勝ち上がって来た。なお、井野という苗字は実はリングネームで、…
バンタム級は、西日本代表・小阿が怪我による棄権で濱口の不戦勝。
9名参加の西日本ブロック代表・堀田英也は、1回戦からここまで判定3-0、2RKO、3RTKO、判定2-0という戦績。非常に固いガードと強打という長所がある反面、手数が乏しいという短所もあり、そのせいで西日本決勝では際どい判定勝負になってしまった。4名…
西日本決勝で敢闘賞を受賞した久高の試合は、残念ながら中日本代表・安田の棄権により中止。今年の西日本代表ではトップ3に入るテクニックの持ち主だけに、是非とも最前列から試合を見たかったのだが……
12人が参加した西日本ブロックの代表・堀川謙一は、ここまで判定3-0、判定3-0、2RKO、判定3-0という戦績で勝ち抜き。5人参加の中日本ブロック代表・有富康人は2戦とも3-0の判定勝ちでここまでコマを進めた。 1R。ラウンド前半、有富は体を密着させる勢…
大阪府立体育館第2競技場、南側赤コーナー付近最前列(!)にて生観戦。 新人王戦の場合、当日券売場で指定席券(5000円)を購入する時「どっちのコーナーの応援?」と訊かれるのだが、その際「どっちでもエエから観易い席を」と注文したら凄い席を割り当て…
9月20日付の大阪分をセミファイナルまで追加更新。
ちょっと古いニュースになるが、前WBCスーパーフライ級王者・徳山昌守が現役続行を宣言したとのこと。川嶋に敗れた直後は「(減量がキツ過ぎるので)復帰するなら2階級上げてSバンタム」と言っていたが、熟考の末に階級据え置きで再起する事に決めたら…
ちょっと観戦の間も開いてるし、ネタもあるしでこちらのコーナーを。ちなみに次回生観戦予定は10/11大阪府立第2の、西日本・中日本新人王対抗戦(西軍代表決定準決勝戦)。西日本決勝は、当日券を買ったら何故か2列目リング中央というとんでもない席をゲッ…