駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

ご挨拶と予告

10日以上も更新の間が開いてしまいました。トラックバックや色々な所で激励の言葉を頂いていたのに放置して申し訳ありませんでした。非常勤とはいえ週5日勤務の高校教員という正業を抱え、他に3000人以上の常連さんを相手にしたウェブサイト運営もやっているので、どうしても純粋な趣味でやってるここは更新頻度が落ちてしまうのですよ。
ちなみに次回生観戦予定は11月末に神戸・サンボーホールである千里馬神戸スーパーファイト。ジムの出世頭・長谷川穂積は10・30の試合があるので勿論欠場(その試合に勝ったら“凱旋”スパーを予定しているそうだが)。曲りなりながら世界ランカーの武本と、日本初挑戦を負傷ドローで棒に振ってしまった玉越、さらに昨年の新人王戦で後の西軍代表相手に互角の善戦をし、その後ストレートでA級昇格を果たした堀川が“代役”を務めるという西日本地域限定マニア向けの興行になりそう(笑)。ちなみに千里馬ジムの秋興行では、一昨年では長谷川が熟山をフルマーク完封して日本ランクをゲット、昨年は同じく長谷川が東洋太平洋タイトルを防衛&挑戦者を再起不能(開頭手術)に追い込むという、色んな意味でインパクト抜群の興行だった。さて、今年はどうなるか。
12月は亀田の5戦目と、余裕があれば青春18きっぷを使って東京へ行って全日本新人王を観戦する予定。

で、30日の両国ですが、神戸在住・地上波オンリーの駒木が試合を観られるのは深夜の録画中継になってしまいます。大阪ローカル恐るべし。しかも放送時間は1時間弱。これじゃ長谷川×鳥海の試合どころかメインもノーカット放映されるかどうか微妙で、おもくそ凹んでおります。
個人的な興味は、やっぱり先ほどから名前を出している長谷川穂積。熟山を倒した試合、OPBFの前哨戦、難攻不落のマーカを地元判定抜きで(←ここ重要)破った試合、相手を半殺しにした2度目の防衛戦、やり難い相手を技術で封じ込めた3度目の防衛戦と、ブレイク後の試合は大概生観戦しているので、非常に(一方的に)親しみを持って見ている選手。神業のようなディフェンス勘と見えない弾丸のようなカウンターは東洋太平洋の域を軽く超えている逸材、しかも相手が自分と互角以上のランクじゃないと能力を発揮しきれないという良い意味でムラッ気のある人なので、まだ未見と言う関東の拳闘愛好家の方は今回の戦いを是非お見逃し無く。初めての対サウスポーで不安材料もあるが、まぁなんとかやってくれるでしょう。