2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
セミ・メインは共に若手チャレンジャーの活きの良い攻めっぷりと、これを熟練の技で迎え撃つ地元ランカーという図式。結果は共に地元勢が貫禄の勝利といった形だったが、両者とも試合中の負傷もあって鮮やかなKOに仕留めるには到らず。千里馬勢は5勝1分…
格下のアウェイ選手ながら赤コーナーに据えられた西は8勝(4KO)7敗3分の戦績。02年にデビューするが、新人時代は勝ったり負けたりを繰り返し、04年に出場した新人王戦でも2回戦敗退に終わっている。6回戦に上がっても連敗スタートを強いられたものの、06…
玉越は20勝(8KO)5敗6分の戦績で、現在Sバンタム級でOPBF7位・日本3位。99年にデビューし、00年の新人王戦では西日本決勝まで進出。その後は01年いっぱいまで6回戦〜8回戦で苦戦続きの停滞期を経験するが、02年から5年余りに渡って無敗をキープ。03年…
両者戦績は帝里1勝(0KO)無敗でサウスポー、本田1勝(1KO)無敗。両者いずれもアマ時代には全国級の実績を残した猛者。このマッチメイクは実に意欲的だ。両陣営とも勝算ありと見ての決断か。 1R。スピード上位の帝里がアグレッシブに手数出してリード。オー…
両者戦績は桑原1勝(1KO)3敗、千賀3勝(2KO)4敗1分。桑原は3月の神戸興行で念願のプロ初勝利。千賀は現在のジムに移籍してこれが3戦目。移籍から続く連敗を早く止めたいところ。 1R。桑原は以前に比べてステップワークがスムーズになり、スピードが乗…
村田は1勝(1KO)無敗、高田はこれがデビュー戦。村田は前回3月の神戸興行で秒殺KOを決めている。 1R。両者バタバタした印象の強い乱打戦。村田がライト級でも目立つ長身を活かして主導権支配するが、パンチの精度・距離感が悪い。高田はカウンター狙いも…
水谷はデビュー戦、サウスポーの西永は1月に初勝利を上げて以来のリングで、1勝(0KO)2敗の戦績。 1R。水谷はスピード感今イチだが、圧力かけつつワン・ツー中心の攻勢。西永は今回アウトボックス戦術。鋭い左で先制するが、狙い撃ちに時間をかけ過ぎる…
今年2度目となる、神戸サンボーホールでの千里馬神戸ジムの主催興行。今回は近隣他ジムとの合同興行形式ではなく、単独主催興行の形となった。この興行へ向けてのビッグマッチ構想の噂は色々と耳に挟んだが、結局今回は実現せずチューンナップ試合中心のマ…
4回戦は全試合KO決着の良いリズム、興行後半に入ってもセミまでは熱戦続きで客席が多いに盛り上がったが、メインがそれを帳消しにしてしまう大凡戦。勝利への意欲に乏しいタイ人相手に、ホスト役の日本人選手が消極策を採っていて面白い試合になるはずも…
宮崎は5勝(3KO)無敗2分。アマ時代にインターハイのタイトルを獲得し、06年末にプロデビュー。タイ人相手に2戦こなした後、07年4月に元西日本新人王戦準Vの須田康博[八尾]と6回戦を戦い、ダウンを喫するも逆転判定勝ち。6月に分の良い負傷ドローを挟ん…
橋詰は9勝(4KO)2敗2分の戦績。アマ時代に国体少年の部近畿予選優勝を果した直後、17歳でプロ転向。デビュー戦でいきなりB級選手相手にドローに持ち込むなど才能の片鱗を窺わせ、06年度新人王戦でバンタム級西日本新人王となる。だが西軍代表戦では、林孝…
上谷は6勝(2KO)無敗の戦績。アマ時代に高校選抜タイトルを獲得し、06年12月末にプロデビュー。わずか半年の間に4回戦を3連勝、6回戦を2連勝でA級に昇格。中には際どい判定に持ち込まれた苦戦もあったが、徐々にプロの水に慣れ、今年2/29には難敵・内山…
両者戦績は水本7勝(2KO)1敗1分、若林7勝(3KO)1敗2分。水本も若林も前回は巴山宏和[正拳]との試合で、結果も同じでドロー判定。 1R。ショートレンジ打撃戦。ハンドスピード鋭い若林が先手を取るが、ガードとボディワークが緩く、水本にカウンター気味…
両者戦績は西口1勝(0KO)無敗、山川は未勝利1敗1分。 1R。山川は圧力かけてワン・ツーや左右フック連打も、動きの固さも目立ち、西口から右アッパーなどを浴びて微妙な形勢に。西口はジャブや左のダブルなど落ち着いた動きを見せるが、スピードが平凡で…
両者戦績は張本が未勝利3敗、稲村は1勝(1KO)無敗。張本は2月に名古屋遠征で1年ぶりの試合出場を果たしたが、KO負け。稲村は今年1月にデビュー戦勝利してこれが2戦目。 1R。稲村は相変わらずスピード感が全く感じられない攻守の動き。張本はそんな…
両者デビュー戦。園川はサウスポー。 1R。両者ガードをあからさまに下げたスタイル。距離を取って牽制するばかりで互いに攻めかかる気配無く、痺れを切らした西山主審から「ボックス」の指示が出る事2回。そんな中、森本の乱暴な大振りで園川がスリップ気…
岩元はこれがデビュー戦、水上は05年12月以来の復帰戦で、未勝利3敗。 1R。岩元はスピード感溢れるステップワークで水上の果敢な先制攻撃を捌き切り、返す刀で迫力のある反撃。右フックでワンパンチ・ノックダウンを果たすと、試合再開後も落ち着いて追撃…
夕方からは会場を府立第二に変えて、これが3度目となる井岡ジム主催興行。プロモーターライセンス取得前の新興ジムゆえ、主催者の名義は森岡ジム系のプロモーション団体だが、マッチメイクやポスター・パンフレット等の体裁を見る限りでは事実上の単独主催…
フェザー級・高埜、Sフェザー級・湯川と優勝候補筆頭が相次いで討ち死にする波乱の展開。しかしその番狂わせと言うべき試合の内容は説得力のあるもので、彼らに勝った選手たちの今後の活躍にも期待が持てよう。やはり開幕から3ヶ月も経つと、戦前の地力査…
両者戦績は櫻井3勝(1KO)1敗、福岡は2勝(2KO)無敗でサウスポー。 1R。櫻井が派手な動きとアッパー中心の攻めで先制。しかし福岡は腰の据わった圧力強い反撃に出て、櫻井を守勢に追い込む。手数の出る櫻井が数的優位をキープしたが、ラウンド終了直前、福…
両者戦績は湯川4勝(2KO)1敗、吉野2勝(0KO)無敗1分。 1R。吉野はスピード感豊かなキビキビした動き。ステップワーク、頭を絶えず動かしつつのボディワークで湯川に的を絞らせない。吉野からの攻撃は空転が目立つものの手数多く、主導権支配は確実。湯川…
両者戦績は大堀3勝(3KO)1敗、王田1勝(0KO)4敗1分。 1R。王田はかつてない鋭い動き。ハンドスピードや攻撃精度が目に見えて向上しており、これまでジムワーク限定だったパンチ力が全開に。これに対し大堀はハンドスピード鋭いジャブを中心に堅実な攻め…
高宮が試合直前に体調を崩し、無念のリタイヤ。北田がベスト4進出を決めた。
両者戦績は川島5勝(2KO)1敗、多谷は2勝(2KO)2敗でサウスポー。 1R。川島は多谷の圧力をいなしつつ、左中心に手数を的確に稼いでリード。多谷はロープへ詰めての左で川島の顔面跳ね飛ばす見せ場だが、手数とヒット数が少な過ぎる。 2R。川島の主導権…
両者戦績は中野2勝(1KO)1敗、高埜4勝(2KO)無敗。 1R。いきなりの豪腕乱打戦。そしていきなりの左カウンターを当てて中野が豪快なノックダウン。再開後も打ちつ打たれつのスリリングな乱打戦が続く。高埜は効いているのか、いつもに比べると決め手に欠け…
両者戦績は山中3勝(1KO)1敗、佐藤4勝(1KO)4敗4分。 1R。山中はこの試合もラフファイト。重い強打を連発し、ガードごと持っていくようなパワフルさを披露するが、やはりスタミナ面に問題がありラウンド後半には早くも失速。佐藤はアッパー中心に反撃し…
両者戦績は加藤5勝(1KO)2敗1分、仲田は2勝(0KO)1敗でサウスポー。 1R。打撃戦模様。加藤はガード固めてカウンター狙いだが、仲田のフック避け切れず劣勢に。しかし打ち合いに持ち込めば重い打撃音を響かせてインパクト十分の攻めっぷりを披露。ヒット…
両者戦績は中村3勝(2KO)1敗1分、前原3勝(2KO)無敗。 1R。中村が先手で攻勢。ガードの低い前原に右ストレート中心にヒット、有効打の山を築く。前原は主導権を失って苦しい展開だが、カウンターやアッパーで反撃して抵抗する。しかし終了ゴング直前に中…
昼の興行は、4/5に続いての尼崎インキュベーションセンターでの新人王予選集中開催で、エントリー人数が多い階級の2回戦が一斉に行われる、まさに前半戦のヤマ場。出場選手の体調不良で1試合がキャンセルされたのは残念だったが、各階級の優勝候補が続々出…
日曜日の昼夜興行が定番化した西日本ボクシング界だが、この日は特殊なシチュエーション。正午から尼崎インキュベーションセンターで西日本新人王予選の集中開催が行われ、そして午後5時からは大阪府立体育館第二競技場で井岡ジム主催興行が開催されるとい…