セミ・メインは共に若手チャレンジャーの活きの良い攻めっぷりと、これを熟練の技で迎え撃つ地元ランカーという図式。結果は共に地元勢が貫禄の勝利といった形だったが、両者とも試合中の負傷もあって鮮やかなＫＯに仕留めるには到らず。千里馬勢は５勝１分の無敗だったとはいえ、内容面で武本欠場の穴埋めが出来たかは微妙。嬉しさも中くらいなり梅雨の空、といったところだろうか。
１人特筆するとすれば、前回より試合内容が良化した４回戦の帝里木下を挙げておく。新人王戦にはアマ時代の勝利数の関係でエントリー出来ないが、今日のデキならＢ級昇格まではフリーパスだろう。
