2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧
全体的なクオリティは「可もなく不可もなく」といったところ。前座は4回戦らしいフレッシュさと未熟さが並存し、メインはメインで「如何にもノーランカー同士の一戦」と称したくなるラフな試合内容に終始。会場が盛り上がるような打撃戦は多かったのだが、…
メインイベントは8回戦。最近ベテラン選手の引退が相次ぐ正拳ジムで現状“暫定エース”格のA級選手・西が初の8回戦に挑む。 両者戦績は、松田6勝(3KO)5敗5分、西6勝(4KO)5敗2分。松田は6/4にタイ人を倒して2年4ヶ月ぶりの再起戦を飾ったばかり。西…
両者戦績は大原1勝(1KO)1敗、巴山3勝(1KO)無敗。大原は5月のデビュー戦がいきなりの新人王予選で、2年連続準優勝の好川大智[大阪帝拳]に惜敗。その後8/13に初勝利を挙げている。巴山は今年3月にデビューし、6月、8月と3連勝中。 1R。巴山が体ごと…
両者戦績は、片岡が未勝利1敗、橋口は2勝(1KO)4敗1分。片岡は5/21のデビュー戦で健闘するも敗退。この日、女子高生応援団のパラパラダンスに見送られて入場した橋口は9/8に2勝目を挙げて勢いに乗る。 1R。橋口はアグレッシブに手数、手数。拙かったデ…
両者戦績は、白川1勝(1KO)無敗、岡田2勝(0KO)無敗。白川は8/27にデビュー戦勝利を挙げて以来の2戦目、岡田は3/18、8/13と連勝した勢いに乗ってのプロ3試合目。 1R。中間距離で互いにガードを固めてストレート、フック系の強打を狙い撃つ、やや大味な攻…
両者戦績は冨田1勝(0KO)2敗、東1勝(0KO)1敗。5試合目にして初めて勝った経験のある選手が出て来た(笑)。冨田は8/13の敗戦以来、東は4/9に初勝利を挙げて以来の試合。 1R。冨田はヒット&アウェイで東の動きの隙を突き、ジャブ、ストレート、左ボデ…
両者戦績は、中坂が勝ち負け無しの1引分、桶谷は未勝利2敗。中坂は8/5に名古屋でデビュー。桶谷は今年の4/16、9/8に出場したが、勝ち星に恵まれない。 1R。桶谷がアグレッシブに手数攻めするが、オープンブローや的外れのパンチが多くヒットは僅少。中坂…
この試合は両者デビュー戦。 1R。良く言えばエドウィン・バレロ風、微妙な言い方をすれば岡田山金太郎風の大振り合戦。気持ちばかりが先走っていてボクシングが成立していない。クリンチも多い膠着気味の展開の中、川島が左フックでノックダウンに成功。 …
田中はこの日がデビュー戦、植田は未勝利で1敗1分。植田は過去2戦とも今年度のSバンタム級西日本新人王・木村友紀[明石]との対戦だった。 1R。植田はジリジリとプレッシャーをかけてゆくが、手数が少なくヒットも1発程度で、採点上の“アグレッシブ”要…
戦績は樋口、中水とも未勝利1敗。樋口は6/11の、中水は昨年12月のデビュー戦以来のリング。 1R。両者細かくステップを踏みつつ打撃戦。共にフック、ストレートを大振りする雑な連打が目立つが、樋口の強打が中水の甘いガードを割ってヒットする。中水も手…
夜の部は正拳ジムがプロデュースする若手主体の実験的興行「拳王への道」。今回は全9試合中6試合に選手を出場させた金沢ジムとの共同プロモートの形で実施された。 マッチメイクは、メインこそ8回戦が組まれたが、あとの8試合はIMPホールよりアゼリア…
第1試合のヘビー級は新鮮な印象を与えたものの、5試合の対抗戦は微妙な内容と消化不良な結末の連続で期待外れも良いところ。しかもこれをフォローするはずのメインが確信犯的なダルファイトとなっては、ポジティブな評価の言葉が見つからない。実際の所要…
メインイベントは“ディフェンス・マスター”との異名で名を馳せた本田秀伸の再起戦。 戦績26勝(14KO)4敗の本田は94年デビュー。96年末には日本Lフライ級王座を獲得し、以後ノンタイトル戦を挟みながら6度の防衛に成功。王座返上後は階級を上げてポンサクレ…
両者戦績は、李7勝(2KO)5敗1分、武田6勝(2KO)7敗。李は02年の新人王戦でバンタム級西軍代表となったが、その後はやや伸び悩み傾向。04〜05年にかけては勝ちなしの4連敗という屈辱的な戦績をスコアしてしまった。それでも今年4月に6回戦ながら連敗を…
両者戦績は佐藤7勝(2KO)10敗、堀江4勝(1KO)4敗。佐藤は既にA級昇格の資格を持っているが、6回戦で勝ち負けを繰り返している選手。ここ1年は試合から遠ざかっており、今日は再起戦という事にもなる。堀江は10/9に久田哲也[ハラダ]と激闘の6ラウンズを…
両者戦績は小路6勝(2KO)4敗1分、濱田3勝(1KO)7敗2分。小路は昨年12月、今年の6月と東京遠征に出て1勝1敗。既に6勝だが、5勝が4回戦でのものなので、A級昇格にはあと1勝が必要。濱田は昨年12月、5月と6回戦で2戦しているが勝ち星に恵まれて…
両者戦績は、岩下4勝(2KO)4敗1分、佐藤6勝(4KO)1敗2分。岩下は6月にタイ国へ遠征し、ABCO王者と対戦、6RTKOに敗れている。この経験を日本で活かす事が出来るか。佐藤は昨年度のフェザー級西日本新人王。続く西軍代表戦で引き分け敗者扱いに泣いて敗…
両者戦績は源甲斐2勝(1KO)6敗、貴田1勝(1KO)無敗。源甲斐は西日本新人王戦のバンタム級準決勝で橋詰知明[井岡]に敗れて以来の再起戦。貴田は6/11にデビュー戦同士の試合でKO勝ちして以来の2戦目。 1R。源甲斐はパーリング中心のディフェンスを披露し…
第1試合は、西日本地区では非常に珍しいヘビー級の試合。4年半前、クルーザー級契約で現A級の真木和雄[倉敷守安]と対戦し、1RKO負けして以来のリングとなる白坂と、今年8月にニュージーランドでデビュー戦勝利した“逆輸入ファイター”の樋高が相見え…
第1部はグリーンツダジムの対抗戦シリーズ第6弾。普段脚光を浴びる機会の少ない“新人王戦卒業組”の若手や中堅選手を中心に、5試合がマッチメイクされた。ただし今回は、(当事者の選手諸氏には失礼ながら)集客力・話題性の面では期待薄のラインナップと…
京阪神地区では3週間ぶりとなるボクシング興行は、御馴染みのIMPホール昼夜興行。昼の部はGツダジム主催の「グリーンツダVS大阪帝拳」、そして夜の部では正拳ジム・金沢ジム共催の若手育成興行「拳王への道」が行われた。 詳細は後述するが、試合ラインナ…
全国紙では報道されていないようですが。 窃盗容疑で日本8位のプロボクサー逮捕(10/20)宇都宮中央署は十八日、窃盗の疑いで、日本ミニマム級8位のプロボクサーで、宇都宮市戸祭二丁目、会社員半田友章容疑者(22)を逮捕した。「金がなかった」と容疑を認め…
もう御存知の方も多いでしょうが、12/10は2箇所で日本タイトルマッチがバッティングするという、西日本のファンにとっては困惑するしかない事態になってしまいました。(=高砂でバンタム級・三谷×川端/大阪でフライ級・内藤×吉山) (※追記:復活なった西…
概ねはボクマガ掲載の興行予定表に載ってる通りなのですが、西軍代表戦は名古屋まで出張しようかと思ってます。ここまで追いかけたら追いかけ切らないと気持ち悪いですし。 10/29IMP・昼(Gツダ×大阪帝拳)夜(正拳ジム主催)、11/4名古屋・昼(西軍代表決…
随分と遅れていました観戦記詳細の更新ですが、10/1府立第2(新人王戦地区対抗戦)まで終了しました。今週末までに10/8IMP昼夜と10/9アゼリア昼夜の分も終わらせて、週末からの興行ラッシュに備える予定です。
最終試合を除いた9試合がKO・TKOまたは負傷ドローという派手な決着が相次いだ興行。昼の部とは対照的に2時間余りで興行が終了した。ナイスフォローというか何というか(笑)。 特筆すべきは6回戦のハラダ勢の奮闘と第7試合の百田の好パフォーマンス…
両者戦績は久田5勝(3KO)3敗、堀江4勝(1KO)3敗。久田は昨年末から苦戦を凌いで連勝して来たが、7/28に判定負け。改めてA級昇格を狙う。堀江は7/22に4勝目を挙げてC級を卒業し、これが初のB級6回戦。 1R。中間距離で両者正攻法でのせめぎ合い。久田…
両者戦績は馬野4勝(2KO)1敗、内村5勝(2KO)2敗1分。共に新人王戦敗退後の再起戦。馬野はバンタム級準決勝で微妙な判定に泣き、内村はSバンタム級の2回戦で西日本覇者の木村友紀[明石]に敗れた。 1R。ロングレンジからジャブで牽制し合う静かな立ち上…
この試合は両者デビュー戦。 1R。スピード感に乏しい打撃戦。藤原が圧力かけて強打振るい攻勢仕掛けるがガード甘く、宮地のジャブを度々浴びてしまう。それでも藤原はラウンド終了直前に更なる攻勢を仕掛けてポイントを確保する。 2R。藤原が強打攻勢で…
両者戦績は百田2勝(1KO)2敗、塚本1勝(0KO)3敗。百田は新人王戦(Sフェザー級)で強豪揃いのブロックに放り込まれて緒戦敗退となるも、既に7/22で再起戦を飾っている。塚本も新人王戦に出場したが、こちらは不戦勝2つで準決勝へ進んだものの越崎泰広[尼…