2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧
A級4試合に出場した井岡勢は4戦全勝。相性的に戦いやすい相手とのマッチメイクだったとはいえ、いわゆる“ガチンコ勝負”で全勝は快挙と言えるだろう。ただ、試合内容的には今回もメインを差し置いてセミ・セミ前の2人が好内容。特に橋詰は難敵をKOで片…
宮崎は6勝(3KO)無敗2分で現在OPBFミニマム級12位、日本Lフライ級12位。アマ時代にインターハイのタイトルを獲得し、06年末にプロデビュー。タイ人相手に2戦こなした後、07年4月に元西日本新人王戦準Vの須田康博[八尾]と6回戦を戦い、ダウンを喫す…
橋詰は10勝(4KO)2敗2分の戦績。アマ時代に国体少年の部近畿予選優勝を果した直後、17歳でプロ転向。デビュー戦でいきなりB級選手相手にドローに持ち込むなど才能の片鱗を窺わせ、06年度新人王戦でバンタム級西日本新人王となる。だが西軍代表戦では、林孝…
上谷は6勝(2KO)無敗1分の戦績。アマ時代に高校選抜タイトルを獲得し、06年12月末にプロデビュー。中には際どい判定に持ち込まれた苦戦もあったが、わずか半年の間に4回戦を3連勝、6回戦を2連勝でA級に昇格。08年には難敵・内山淳[倉敷守安]に6回戦な…
水本は8勝(2KO)1敗2分の戦績。06年デビュー、この年に2連勝した後、07年の新人王戦では5連勝でウェルター級西軍代表まで進出するが、全日本決勝では岳たかはし[新田]に敗れる。08年は、2月に巴山宏知[正拳]とドロー、6月に若林豪[Gツダ]に勝利、7月…
両者戦績は田中6勝(0KO)4敗1分、山口5勝(4KO)5敗。この試合は8/2からのダイレクトリマッチ。前回は田中が判定で制している。 1R。山口が先手。田中かは堅実なディフェンスで捌きつつ、反撃のチャンスを窺うが、迫力不足か。山口も明確なヒット乏しく…
両者戦績は宇井1勝(0KO)5敗、山本1勝(1KO)1敗1分。宇井は5月に今日の相手・山本からプロ初勝利を挙げたが、9月に敗れて連勝ならず。山本はその宇井との敗戦以来の再起即再戦となる。 1R。山本が先手獲る形で打撃戦。宇井は前回のような左連打が出せ…
両者戦績は山川2勝(1KO)1敗1分、張本3勝(3KO)3敗。山川は6月、8月と連勝中。張本もデビューから3連敗の後、今年に入って3連勝と、好調な者同士の対戦となった。 1R。ミドル〜ショートレンジで断続的な打撃戦。張本はガード固めつつワン・ツー、ア…
両者戦績は片山1勝(1KO)1敗1分、吉村1勝(0KO)無敗。片山は5月に勝った後、8月に元西日本新人王戦準Vの柳井育夫[大鵬]にドローと健闘。吉村は4月のデビュー戦で判定勝ちして以来のリング。 1R。吉村は仕掛けてクリンチ、仕掛けてクリンチ、の繰り返…
井岡ジムの自主興行「チャンピオンズヒート」が旗揚げから丸1年を迎えた。今年だけでも2月、6月に続いて3度目の開催ということで、完全に運営も軌道に乗った様子である。西日本業界随一とも噂される一般会員数と、層の厚い後援組織によって経済的な基盤…
セミでは6回戦としてはレベルの高い好内容で興行の雰囲気を引き締め、メインは馬野の「100秒クッキング」で会場大盛り上がり。興行所要時間も2時間強で、非常にいい形での締め括りとなった。馬野は今年の3試合全てがKO勝利で、こういうパフォーマンスで…
馬野は9勝(4KO)2敗の戦績で日本バンタム級11位。05年7月にデビュー、持ち前の強打を活かして4連勝、06年の西日本新人王戦で準決勝まで進出するが山本幸史朗[ウォズ]に接戦を落として敗退。しかし6回戦で間もなく再起し、山本にもリベンジを果たしてA級…
両者戦績は戸村5勝(3KO)6敗1分、湯川4勝(2KO)1敗1分。戸村は先の試合の小阿同様、Gツダジムからの移籍組。07年2月以来、久々のカムバック戦となる。湯川は新人王戦2回戦で、後に全日本新人王となる吉野典秀[進光]に敗れて以来の再起戦。 1R。戸村…
両者戦績は佐藤6勝(1KO)4敗4分、小阿はサウスポーで10勝(1KO)3敗。佐藤は新人王戦で西日本決勝まで進出するも、ドロー敗者扱いに涙を呑みこれが再起戦。小阿はGツダジムからの移籍緒戦で、07年8月以来の復帰戦。本来はA級選手だが、6回戦からの再調…
両者戦績は板倉3勝(2KO)3敗2分、山崎は2勝(1KO)2敗1無効試合でサウスポー。板倉は7月に1年2ヶ月ぶりの試合を制し、B級昇格の資格を得たが、4回戦をもう一丁。山崎は今年の西日本新人王戦準V。森川真一郎[高砂]に敗れて以来の再起戦となる。 1R…
サウスポーの大村はこれがデビュー戦。斉藤は1勝(1KO)1敗。斉藤は5月にデビュー戦を勝ったが、7月に1敗を喫し、これが再起戦。 1R。大村は足を使いつつ、牽制もしつつ単発強打を狙うタイプ。やや大振りの傾向があるが、斉藤の拙守を突く形でカウンタ…
両者この試合がデビュー戦。 1R。藤井は動きにキレがあるが、ガードに専念すると手足の動きが固まってしまう。佐藤はそこを咎めるようにアグレッシブな圧力手数攻めでヒットを稼ぐ。先手の攻めで上下の打ち分けも良い。 2R。クロスレンジ乱打戦。両者豊…
両者戦績は八木1勝(0KO)1敗、佐野1勝(0KO)無敗。 八木は4月にデビュー戦で敗れるも、9月に初勝利を挙げた。佐野は今年5月のデビュー戦で判定勝ちしてこれが2戦目。 1R。足を使いつつ、ミドル〜ショートレンジ打撃戦。2戦目で試合慣れして動きにキ…
両者戦績はイトウが未勝利2敗、横山1勝(0KO)3敗。イトウは今年の6月、9月に連敗。横山も今年は3月の新人王戦緒戦で敗退、9月も再起失敗して連敗している。 1R。イトウは足を使いながらジャブ中心だが、ガードががガラ空きで動きも硬い。横山のジャ…
平日の府立第二というシチュエーションで年3回の定例興行を打つハラダジム、これが今年の3回目である。 上原誠→高山剛志と引き継がれたメインイベンターの座を襲って丸1年が経過した馬野晃だが、今回は日本ランカーとしての緒戦という大事な局面を迎えた…
6回戦からはオール判定決着。間にエキシビションのスパーリング等のイベントも行われた事もあり、総所要時間は4時間半にも及んだ。KOの予感が薄いA級の試合が1〜2試合多かったかな、という気がする。 メインは、ジェロッピの玄人受けする試合運びはマ…
村井は13勝(3KO)12敗4分の戦績。現在は陥落しているが元日本ランカーで、00年フライ級西日本新人王でもある。98年デビューだが、本格的な活動開始は地区新人王タイトルを獲得した00年から。B級以降は勝ち負けを繰り返し、なかなか連勝が持続しない不安定…
小路は10勝(3KO)5敗1分の戦績。02年デビュー。連敗スタートのキャリアとなったが、その後は4回戦上位クラスのパフォーマンスをキープし、引分を挟んで5連勝をマーク。04年と05年にエントリーした新人王戦はいずれも西日本準決勝までで敗退したものの、そ…
丹羽は8勝(2KO)10敗3分の戦績。02年にデビュー、B級資格獲得まで7戦を要し、04年の新人王戦でも緒戦敗退と、やや伸び悩み気味のグリーンボーイ時代を過ごす。その後も6回戦で連勝するも、そこから4連敗と波に乗り切れない時期が続いた。06年10月に久々…
川口は6勝(2KO)4敗。04年10月デビュー。緒戦を黒星とするも、その後は3連勝をマーク。06年にエントリーした西日本新人王戦は、相手選手の棄権で準決勝スタートとなり、その試合でこの年西日本を制覇する難波拓人[明石]に敗れた。再起後にまた6回戦2勝を…
両者戦績は川合8勝(3KO)2敗3分、谷5勝(2KO)5敗1分。川合は8勝だが、B級ではタイ人相手の1勝のみ。谷は7月に代役出場、コンディション不良が祟って敗れている。 1R。ロングレンジからヒット&アウェイでボディ起点に攻める両者だが、守備重視で攻…
葉狩は4勝(2KO)2敗、金沢はこれがデビュー戦。両者サウスポー。一見ミスマッチに思えるカードだが、葉狩は02年4月以来6年7ヶ月ぶりの復帰戦。つまりデビュー戦×再デビュー戦という由。 1R。金沢は一回り大きな体格。葉狩に圧力をかけて左ストレートな…
両者戦績は内田2勝(1KO)5敗3分、川口2勝(1KO)1敗1分。両者とも新人王戦の緒戦をドロー敗者扱いで失った者同士。内田はこれが再起戦、川口は8月に続いての再起2戦目。 1R。ミドルレンジで様子見中心。川口がジャブで牽制して主導権。ラウンド終盤に…
両者戦績は棚橋3勝(2KO)3敗、桑原1勝(1KO)3敗1分。棚橋は新人王戦で西日本ベスト4まで進出。西軍代表となった菊地永太[真正]に敗れて以来の再起戦。桑原はデビューから3連敗したが、今年は3月に初勝利で6月はドローと負けなしで来ている。 1R。桑…
ジム存続の危機を乗り越えて、新天地で再始動を果たしたグリーンツダジム。その新体制発足後2度目の自主興行が開催された。 会場となった旭区民センターは、ボクシング興行は恐らく初使用。最近は使用料の安さと設備の充実振りなどから、大阪市内の区民ホー…