駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第1試合・フェザー級4回戦/●片山恵司[大阪帝拳](1R1分24秒KO)吉村拓記[ハラダ]○

両者戦績は片山1勝(1KO)1敗1分、吉村1勝(0KO)無敗。片山は5月に勝った後、8月に元西日本新人王戦準Vの柳井育夫[大鵬]にドローと健闘。吉村は4月のデビュー戦で判定勝ちして以来のリング。
1R。吉村は仕掛けてクリンチ、仕掛けてクリンチ、の繰り返し。いきなり膠着戦となったが、吉村の大振りフックで片山は思わず手を着くフラッシュダウン。再開後、吉村が更に乱暴なラッシュに出て、片山をロープに釘付けにすると、松田主審がストップをかけた。ダウン後とはいえダメージは全く無く、随分早いストップに思えたが……
超ラフな展開で、レフェリーのストップまでアクシデントのような試合。ボクシングの体を成さないままの残念な決着となってしまった。ただ、片山の動きは前回までより低調ではあった。