2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧
1RKOが3試合もあり、興行所要時間は1時間40分ほど。少なくともここ数年では最短記録と言えるのではないだろうか。1試合中止になったとはいえ、流石にこれは短いなあ、という気がする。ましてやチケット代が割高な興行だけに…… 試合内容も、ディフェン…
「最終試合」とコールされたこの試合、宇川は1勝(0KO)2敗の戦績、堀田はこれがデビュー戦。宇川は昨年12/22には完全な作戦ミスで不完全燃焼の判定負けを喫しており、ここは落とせないところだったろうが……。 1R。今日の宇川は動きが固く、持ち味の一つで…
両者戦績は、小金丸が未勝利1敗、西村も未勝利で2敗。白星を熱望する者同士のサバイバルマッチとなった。 1R。精度の低いパンチによる乱打戦模様。距離を開けたり詰めたりしながら連打を打ち合うが、明確なヒットは殆ど無し。手数もほぼ互角でジャッジ的…
両者戦績は寺田3勝(0KO)4敗1分、桶谷は未勝利で3連敗中。この2人は昨年9/8に対戦し、その時は(戦績からも分かるように)勿論寺田が勝利している。 1R。攻撃の精度低い両者による乱打戦。距離を細かく変えつつも、明確なヒットに恵まれずやや漫然とし…
両者戦績は松田3勝(1KO)2敗1分、山本3勝(2KO)4敗。松田は昨年、1月と8月に2戦して連勝。いよいよB級昇格が目前となった。山本は昨年11/24のこの会場で1RKO勝ち。ゲンの良さを活かしたいところ。 1R。松田はいつも通りアップライトスタイルか…
両者戦績は川野が未勝利2敗、富永は1勝(0KO)3敗。この試合は昨年11/24に行われた試合のダイレクトリターンマッチで、その時は富永がデビュー4戦目にして初勝利を飾っている。なお、富永は今期新人王戦にもエントリーしており、出場のためにはKO負けだけ…
この試合も両者デビュー戦。 1R。密着乱打戦。両者ショートフック、アッパーを連打で放つ。共に精度甘く「下手な鉄砲も――」といった感。ただし小野寺のショートはコンパクトで硬そうなパンチでソコソコ威力ありそう。小野寺がこのショートでヒット数優勢だ…
この試合は両者デビュー戦。 1R。両者ディフェンス拙い事が要因でクリーンヒット連発の荒っぽい展開。霜尾は試合開始早々蛙跳びアッパーを繰り出す奇策に出るが惜しくも空転。それでもフック連打を決めて先手を取り、一旦は手数集めて圧倒的優勢に立つが、…
昨年11月に次いで2回目となるアポロジム興行の“ボーナストラック”、ヨシモト∞ホール大阪で行われる小規模興行が開催された。前回はメインに10回戦の試合が組み込まれたが、今回はオール4回戦、しかも1試合中止されて全7試合の“スモール・パッケージ”。試…
A級3試合は戦前の勝敗予想が比較的容易なマッチメイクで、一方的内容の試合が続くかもと思われたが、フタを開けてみれば劣勢が予想された方の選手たちが揃って「あわや」の大健闘。結果的には望外の高充実度・良内容の興行となった。スカイAの中継があっ…
メインイベントは、昨秋に劇的勝利で低迷から一躍OPBF王者に上り詰めた丸元の初防衛戦。 王者・丸元は19勝(8KO)7敗1分の戦績で、WBCでは29位に登載されている。99年5月にデビューで間もなくプロ丸8年のキャリア。01年、2度目の挑戦となった新人王ト…
セミファイナルがKO決着のため、ここで予備カードが挿入された。前川は未勝利1敗1分、松浦はこれがデビュー戦。前川は昨年10月のデビュー戦を劣勢の中、負傷ドローを拾った後、年末の2戦目を判定負け。 1R。両者中間距離からアグレッシブに踏み込んで…
事実上のセミファイナルは、これまた注目のカード。ジム移籍第1戦となる前OPBFフライ級王者の小松が、元同王者で日本でも既に御馴染みのタイ人・ワンミーチョークを迎える。 エディタウンゼントジムから移籍した小松は21勝(9KO)3敗5分の戦績。長期休養が…
興国高校ボクシング部在籍時にインターハイ制覇の経験もある宮崎は、12月末のデビュー戦をタイ人相手にKOで飾って1勝(1KO)無敗の戦績。対するスアンルアンは自称戦績3勝(0KO)3敗の選手で、試合前のコメントから類推すると、どうやら本業はムエタイの方…
赤コーナーに陣取ったサンティリャンは22勝(16KO)3敗1分の戦績。元OPBFウェルター級王者で、王者時代には現王者・丸元大成を挑戦者に迎えて完勝で退けた経験もある。現在も同級1位、既に次期挑戦者に内定している文字通りのトップ・コンテンダーである。 …
全国各地でボクシング興行が集中した3連休の最終日、西日本地区ではグリーンツダジム主催としては珍しく、尼崎はアルカイックホール・オクトで興業が開催された。ここはIMPホールと同規模キャパの会場だが、今回はメインに出場する両選手の地元・出身地…
戦前に好勝負が期待されたカードは、残念ながらいずれも内容的には“ハズレ”と言わざるを得ない。後援者中心の客席の声援でボルテージは上がったが、そのバックアップに見合った働きを選手がしていたか、というと極めて微妙だろう。端的に言えば「6回戦、10…
松田は7勝(4KO)5敗5分の戦績。長期ブランクを経て再起した昨年6月以来、現在2連勝中。今回は東洋ランカー相手に“格上挑戦”となるが…… サミンヌムは自称戦績16勝(7KO)8敗。最新のOPBFランキングではバンタム級で9位にランクインし、タイ国でも1位のコ…
セミファイナルは正拳ジムと大阪帝拳ジムの無敗ホープ対決。 両者戦績は巴山4勝(1KO)無敗、高瀬2勝(2KO)無敗。巴山は昨年3月のデビュー以来、破竹の4連勝でC級を卒業してこれが初の6回戦。高瀬はB級デビューからタイ人相手に2連勝中。共にデビュー以…
両者戦績は4勝(1KO)5敗2分、鈴木4勝(0KO)2敗2分。金城は11月の高知遠征で4勝目を挙げ、これが初の6回戦。鈴木は昨年の新人王戦でLフライ級ベスト4。10月には6回戦で再起しているが、このときはドローに終わっている。 1R。両者とも、中間距離か…
両者戦績は、橋口3勝(2KO)4敗1分、梶本2勝(2KO)無敗。近況充実著しい橋口は、昨年9月、10月と短期間で連勝してB級昇格に王手。梶本は昨年9月以来のプロ3戦目。 1R。中間距離でのジャブの差し合い。橋口が右ストレートのヒットを交えて小差優勢。梶…
両者戦績は、東1勝(0KO)2敗、三浦2勝(1KO)1敗2分。東は昨年10月末の敗戦以来、三浦は昨年5月、新人王予選の1回戦をドロー敗者扱いで落として以来の再起戦。 1R。東が出会いがしらに右をクリーンヒットさせてペースを掴むと、勢いに任せて攻め立てて…
両者戦績は共に1勝(0KO)無敗。渡部は昨年6/11のデビュー戦以来8ヶ月ぶりの復帰戦。高校選抜タイトルを持つアマエリートの上谷は、4回戦デビューも昨年末にプロの洗礼を浴びて判定勝ちに甘んじた。 1R。上谷は大振りながら前へ前へと突っ込むが、打ち終…
両者戦績は、川口が未勝利1敗、福留が1勝(1KO)3敗。川口は昨年6月のデビュー戦に敗れて以来8ヶ月ぶり、福留は近況冴えず3連敗中で12月以来のリングとなる。 1R。中間距離で打撃戦。両者ディフェンスに難があって結果的にヒット数の多い展開。川口が…
夜の部は正拳ジムプロデュースの若手中心興行「拳王への道」。今回も少年の英語MCや華やかなラウンドガールなど、興行に彩を添える様々な試みが為されていた。この種の演出も漸く定着して来た感もあるが、次はこのソフトをいかにしてより効果的に活かすか……
試合数は少なかったが4試合が判定決着となって3時間興行に。第2部まで時間を持て余しはしたが、観客の集中力を考えるとこれぐらいが妥当だろう。特にメインイベントがかなり冗長な試合だっただけに、これで8試合・4時間になっていたら客側の印象は相当…
メインイベントは、エディジムの新エースとなった橘が挑む4度目のランキング争奪戦。 橘は7勝(1KO)5敗1分の戦績。新人王予選は1度出場し2回戦敗退。その後は“裏街道”を選択し、6回戦、8回戦と順を追って昇格。05年12月からは日本ランカーへの挑戦を…
松本は18勝(13KO)3敗2分の戦績で、現在日本ライト級9位。長らく日本下位ランカー級との大苦戦と、タイ人相手の完勝を繰り返している選手。今回もタイ人相手の調整戦となったが…… 対するマルファーは自称戦績5勝(3KO)4敗でタイ国Sライト級7位。昨年2…
第3試合は西日本のマニア垂涎の一戦。04年・05年の西日本Lフライ級新人王同士の一騎打ちだ。 04年度西日本覇者の堀川は12勝(4KO)5敗1分の戦績で、現在ミニマム級のOPBF4位、日本3位の上位ランカーでもある。4回戦時代は負けが込んだが、新人王戦で活…
両者戦績は、孫田2勝(2KO)1敗、小畑は未勝利で4敗1分。孫田は昨年4月、10月とやや軽い相手ながら連勝中。小畑は昨年5月以来9ヶ月ぶりのリング。 1R。小畑が愚直に踏み込みつつ、大振りフックで手数ごと圧力をかける。これに対し、孫田は完全に受身…