駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

興行全体の総括

1RKOが3試合もあり、興行所要時間は1時間40分ほど。少なくともここ数年では最短記録と言えるのではないだろうか。1試合中止になったとはいえ、流石にこれは短いなあ、という気がする。ましてやチケット代が割高な興行だけに……
試合内容も、ディフェンス無視で殴りあうスリリングな試合もあり“面白い”試合はいくつかあったが、出場選手の技量レベルの低さが目立ち“良い”試合は皆無であったように思えた。攻撃の精度が低過ぎて、ろくすっぽパンチが当たらない選手も多くおり、いくら新人王戦開幕直前という“間の悪さ”を考慮しても、これではプロボクシング興行としては落第点の内容と言わざるを得ない。非常に残念である。