2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧
前座では森本一春の急成長が出色。来年の新人王戦線での期待のタネがまた一つ。 後半戦では中島健の地味ながら確実な進歩にも注目したい。以前は華々しい戦績の裏にモロい所が沢山ある選手だったが、イーグル戦がいいきっかけになったのか、試合を重ねるごと…
メインイベントはOPBFタイトルマッチ。東洋圏の誇る世界的強豪選手として日本でもお馴染みの王者・ウェートに、ランク入り間もない(というか、マッチメイクされてからランキングに捻じ込まれた)坂本が挑む、頭に“超”の付くチャレンジマッチ。東洋エリアで…
中島は15勝(9KO)3敗の戦績。今年1月にイーグル京和[角海老宝石]のWBCミニマム級王座に挑戦するも惨敗、本来のLフライ級に戻して5月に再起し、今日が2戦目の調整戦。対戦相手のペッチサクダーはタイ国Lフライ級9位で、今回が来日2戦目。初来日は今年…
A級1試合目は、今年2月に日本タイトル挑戦に失敗した鈴木哲也の再起戦。その鈴木の戦績は15勝(11KO)6敗で、現在ミドル級で日本4位OPBF10位のランキングを保持している。今宵の相手・ジョムボードはこの日が2度目の来日。今年5/28和歌山の初来日試合で…
両者戦績は倉田3勝(0KO)無敗、森本2勝(0KO)無敗1分。両者とも5月にオープン戦に勝利して以来の試合。 1R。回転力豊かな両者によるヒット&アウェイっぽい打撃戦。序盤に倉田が主導権を掴みかけたが、森本は中盤以降右ストレート2発、左右のショートア…
両者戦績は高山が未勝利1敗、松田2勝(0KO)2敗1分。高山は4/10のデビュー以来の2戦目、松田は今年1月以来6ヵ月半振りの試合。 1R。高山は正攻法のワン・ツー中心の試合運びも、松田がガードを下げつつも軽快な動きでこれを捌き、ステップワーク軽や…
両者戦績は、三宅が勝ち負け無しの1分、辻は1勝(0KO)1敗。三宅は5/26のデビュー以来の2戦目、辻は昨年4月以来1年4ヶ月ぶりの試合。 1R。互いに接近戦を挑むが、動きが噛み合わずにいきなりクリンチの連続。辻が先手で手数を振るい、ヒット数でも僅…
両者戦績は浅田2勝(1KO)3敗、出口1勝(0KO)1敗。浅田は前年度の西日本新人王戦で、不戦勝だけで決勝進出という珍記録を作った選手だが、今年の新人王戦は自身が欠場して不戦敗。今日は昨年の西日本決勝以来1年ぶりの再起戦となる。出口は今年4月デビュ…
両者戦績は古田が未勝利4敗、鈴木が3勝(3KO)5敗。古田は3/25の長谷川×ウィラポン2の前座に出場して以来、鈴木は02年10月以来ほぼ4年ぶりの復帰戦。 1R。両者とも動きがあからさまに鈍く、プロの水準に至らない緩慢な動きでクリンチ気味の膠着戦に。そ…
年2回、府立第2で開催される進光ジム主催興行。この秋は坂本裕喜のOPBFタイトル挑戦がメイン、そして“特別ゲスト”として世界ランカー・中島健[Gツダ]の調整戦がセミに組み込まれた。坂本の挑戦者資格の妥当性など異論をいくつか挟みたくなるマッチメイク…
あしたのボクシング (No.2) (白夜ムック (259))出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2006/08メディア: ムック クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る駒木が寄稿している「あしたのボクシング2」が8/31に発売されます。スポーツ書籍コーナーの充実し…
9/2の西日本新人王戦決勝、展望記事の更新完了しました。当該日付分をご参照下さい。 優劣予想の精度の方は、まぁこの夏に日本で行われた世界戦の下馬評と結果がどうだったか、なんて事も思い出しつつ判断していただければなと思います。 8/27の観戦記につい…
両者戦績は諸4勝(1KO)4敗3分、浦西3勝(0KO)4敗3分。諸は6/10に05年度西日本新人王・山脇正輝に判定負けして連敗中。技術的にはこのクラスでも上位のものを持つだけに、そろそろ結果を出したいところ。浦西は今年度新人王戦にエントリーするも、優勝候…
両者戦績は金光6勝(5KO)1敗、姜8勝(1KO)9敗3分。金光は前年度の西日本新人王戦でフライ級の準優勝者で今回が約1年ぶりの復帰戦。彼を倒した奈須勇樹[Gツダ]はその後全日本を制覇し、現在無敗の日本ランカーとして活躍中である。姜は最近試合間隔が開…
仲村は国体少年の部優勝などアマチュア2冠。インターハイでも2年連続で準優勝している。東日本のジムに所属しているが、大阪出身で今日は“地元凱旋”という事になる。対するガーロンは来日5回目。過去の来日成績は4戦全敗で、典型的な噛ませタイ人。 1R…
ここから6回戦の試合が続く。両者戦績は新居4勝(0KO)4敗1分、小林5勝(2KO)2敗。新居は神拳阪神ジムから移籍、これが昨年12月以来約8ヶ月ぶりのリングとなる。小林は今年4月に敗戦して以来の再起戦。 1R。小林が圧力かけてロープ、コーナーに詰めて…
両者戦績は、大林2勝(1KO)2敗1分、山口2勝(2KO)2敗。共に今年度の新人王戦を初戦敗退で落としてからの再起戦。 1R。両者強打中心で大味な打撃戦。序盤からクリーンヒット応酬するなど危なっかしい展開となる。大林が圧力かけて試合を動かそうとするが…
両者戦績は安本2勝(1KO)4敗、山本2勝(1KO)3敗。共に新人戦敗退後の復帰戦となるが、その新人戦で安本は、後に西日本を制した橋詰知明[井岡・バンタム級]からダウンを奪う健闘を見せた。 1R。山本はガード上げてブロッキング、パーリングで安本のジャブ…
この試合は両者デビュー戦。 1R。両者なかなかのスピードを披露して潜在能力の程をアピールするが、デビュー戦の悲しさか全体的にぎこちないムーヴとパンチ。互角の攻防が続いたが、ラウンド後半になって守備力上位の美馬が優勢に立ち、右の強打でクリーン…
両者戦績は石橋1勝(0KO)2敗、小倉未勝利6敗2分。 1R。小倉は相変わらずの“バーサーカー・スタイル”だが、2階級減量の影響か動きにキレを欠き、彼にしては迫力の無いフック、それも単発気味の攻撃にとどまる。石橋は、小倉が攻撃しながら不用意に接近…
両者戦績は辻3勝(2KO)1敗、金崎3勝(1KO)1敗。辻は前年度の西日本ミドル級新人王で、西軍代表戦の敗戦後、10ヶ月ぶりのリング。金崎はその新人王戦の予選で辻に敗れており、今回はリベンジマッチという事になる。 1R。中間〜遠距離でジャブ、ワン・ツー…
両者戦績は長野1勝(1KO)2敗1分、長田は未勝利1敗1分。この両者はちょうど1年前、このIMPホールの尼崎ジム主催若手興行で対戦、お世辞にも熱戦とは言えない内容で引き分けている。今回は、互いに己の成長ぶりを見せ付けて勝利を収めたいところだろう。 …
両者戦績は黒本1勝(1KO)無敗、柳井2勝(1KO)2敗2分。黒本は5/21のデビュー戦を秒殺KOで飾っており、実質今日が2度目のデビュー戦のようなもの。柳井は昨年の西日本新人王戦準優勝者だが、今年度は緒戦で思わぬ敗北を喫し、この日が再起戦ということに。 …
第2部は尼崎ジム主催の若手育成興行。新人王戦敗退組を中心にした4回戦に加えて、西日本地区ではなかなかマッチメイクの難しい6回戦が珍しく4試合もラインナップされた。中でも注目は、昨年度の西日本新人王戦フライ級準優勝の金光が、復帰戦でいきなり…
試合前は期待感どころか不安だらけの日本王座決定戦だったが、三谷の力戦によって看板の名に恥じないクオリティになって一安心。健文の敗戦は大鵬ジムとしては痛恨事だろうが、興行そのものの成功は誇っても良いと思う。 前座では成長著しい中井の秒殺劇が出…
両者戦績は健文が8勝(6KO)1敗、三谷は17勝(9KO)1敗。共に地元判定気味の世界ランカー戦でランキングを“強奪”し、その後の調整戦でも揃って今ひとつの内容と、臨戦過程とベルトを賭ける妥当性には大きな不安を抱えての王座決定戦となってしまった。この試…
両者戦績は上原10章(4KO)3敗1分、川野7勝(2KO)3敗1分。上原は昨年来、やや慎重に相手を選びつつも日本人A級ボクサーを相手に負傷ドローを除いて3連勝中。川野は4月に1年数ヶ月ぶりの復帰戦を勝利で飾ってA級昇格を果たした。今回が初の8回戦とな…
両者戦績は中井6勝(4KO)3敗2分、浜田5勝(1KO)8敗3分。中井は3月にタイ遠征を経験し、世界ランカーのナパーポンと対戦(5RTKO負け)して以来のリング。浜田は既に6回戦で2勝しており、これが初の8回戦。 1R。中井が抜群のハンドスピードでワ…
両者戦績は、川波7勝(4KO)1敗1分、坂井7勝(5KO)5敗。川波は昨年7月から4連勝中で、僅か1年弱でC級からA級への昇格を果たしている。今回は初の8回戦で、ランカー以上を目指す上でも重要な試金石となる。坂井は6/10阿倍野で大沢宏晋[大星]との一戦…