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あしたのボクシング (No.2) (白夜ムック (259))
- 出版社/メーカー: 白夜書房
- 発売日: 2006/08
- メディア: ムック
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表紙は「この人じゃないと一般層はボクシングの本だと理解してくれない」という理由で亀田興毅になってますが、本来はボクシングマニア向けの本だけあって亀田には辛めの論評になっています。当初の予定では、駒木は「全国的な亀田礼賛ムードに水を差す男」という役回りだったのですが、幸か不幸か多数意見の一人になっていたり(笑)。
誌面詳細は公式サイト(http://a-boxing.at.webry.info/200608/article_30.html)をご覧頂くのが手っ取り早いですが、ランダエタ×亀田戦を、あのフライ級東洋&日本2冠王者・内藤大助が語る「大人の意見と自信」とか、マニアには痒い所に手が届く企画が多いと思いますので、是非ともご購読を。
実のところ、この本が採算取れる程度は売れてくれない事には、こういうマニアの目に堪えうるボクシング本が二度と出版されなくなってしまいます。今回は「あしたのボクシング1」が出て以来3年ぶりの第2号刊行で、事実上の休刊→復刊。亀田一家がが曲がりなりにも世間を盛り上げてくれたからこそ通った企画でもあるようです。そんな亀田人気も下火になりつつある近頃、我々ボクシングファンが支えないとあっという間に良貨は悪貨に駆逐されてしまいます。どうか“マニア向けボクシング本の火”を絶やさぬよう、ご協力下さいませ。