2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧
地元・クラトキ勢は、大前が際どくスプリット判定を拾った他は全敗という厳しい結果に。大応援団を引き連れて来た女子の真道ゴー選手も敗れるなど、勝負の世界の厳しさと公平な判定を改めて思い知らされる形に。しかし女子4回戦は男顔負けの迫力ある乱打戦…
ベラミーは7勝(4KO)1敗の戦績で、現在日本ウェルター級4位。米軍横須賀基地勤務のため来日後、日本人女性と結婚して定住。現在は英会話学校講師として働きながら活動を続けているという異色の輸入選手である。来日後にボクシングを本格的に始め、アマチュ…
試合前に「関西初めての女子公式戦」とアナウンスがあり、1R2分などの基本ルールも紹介された。なお筆者から女子ボクシングのルールを補足説明しておくと、女性特有の身体機能の安全を図る為に胸部と骨盤にプロテクターの装着が義務付けられている他、子…
北村は6勝(1KO)14敗5分。プロ13年目の30歳。95年デビュー。キャリア序盤から遠征でウルフ時光[倉敷守安]や飯田大介[三津山]など後の強豪選手と対戦する苦しいマッチメイクを課されている。97年・98年には西日本新人王戦にエントリーするが、初挑戦時は準決…
両者戦績は畑1勝(0KO)2敗1分、高宮2勝(1KO)1敗でサウスポー。 1R。畑は捨てパンチ気味に左を出し、右ストレート、左フックも狙うが、上体が突っ込みがちで空振り多く、精度難相変わらずといった印象。高宮も大振り空振り目立つが、右フックをヒットし…
新人王予選の間に1つ挟まれたオープン戦。山本は1勝(1KO)無敗1分、宇井は未勝利4敗。山本は昨年末のデビュー戦で1R負傷ドローの後、今年3月に香川遠征で初勝利を挙げている。宇井は昨年11月に高知遠征で約2年ぶりの試合に出たが及ばず4連敗。 1R…
両者戦績は山中1勝(1KO)2敗、仲田1勝(0KO)1敗。両者サウスポーの対戦。 1R。中間距離から左ストレートと連打を交換する打撃・乱打戦。仲田が左の単発カウンターでヒットを重ねるが、山中もラウンド後半から連打をまとめて攻勢点をアピール。互角の内容…
両者戦績は大前2勝(1KO)2敗2分でサウスポー、宮崎3勝(1KO)2敗。大前はシード、宮崎は3/16に1回戦を判定勝ちしている。 1R。大前はいつになくアグレッシブな攻勢。攻防分離の傾向も改善されつつある模様。密着しても宮崎より先に連打を放って主導権も…
両者戦績は棚橋2勝(1KO)2敗、大平1勝(0KO)無敗。 1R。棚橋はアグレッシブに圧力かけるが、大平は足を使って捌き、スピード優位を利して逆に主導権を握る場面も。ラウンド後半からは棚橋が再び攻勢に出て一旦は形勢逆転したものの、終了ゴング前に大平の…
両者戦績は辻が3勝(1KO)4敗、片山は未勝利1敗。辻は2/29に敗れて戦績が負け越しに。片山は06年8月以来、1年9ヶ月ぶりの再起戦。 1R。クロスレンジ乱打戦。辻は相変わらず命中率の低さが悪目立ち。手数互角の打ち合いの中でも、片山の連打ばかりが当…
両者戦績は古田2勝(0KO)6敗、中村2勝(1KO)2敗。古田は新人王戦1回戦で敗退し、今回が再起戦。中村も昨年7月に敗れて以来10ヶ月ぶりの再起戦となる。 1R。両者手数少ない静かな立ち上がり。露骨なカウンター狙いで攻める気配の無い古田に対し、普段か…
あの原田レフェリーが現役時代所属した事でも知られる、和歌山県唯一のJBC加盟ボクシングジム・クラトキジムが2年ぶりに興行を開催。会場の和歌山県立体育館は、JR和歌山駅から徒歩10分ほどの場所にある、昭和の時代を感じさせる体育館。紀州寺快速を利…
4回戦5試合は、うち4試合が試合前半でのKO決着とトントン拍子に進んだが、その後が全試合判定決着。勝った選手がそれぞれに自身の持ち味を活かして実力の確かさをアピールした上でノックダウンあり、激しい打撃戦ありの重厚な内容、冗長な印象は無かっ…
野中は14勝(5KO)7敗2分のサウスポーで、現在Sウェルター級のOPBF13位、日本3位。99年デビュー、01年・02年と新人王戦にエントリーするが、少人数のトーナメントを勝ち抜くに至らず、4回戦時代は勝率5割近辺をうろつく平凡な戦績に終始した。しかし03年…
日高は13勝(8KO)3敗の戦績。03年デビュー、翌04年を4連勝し、05年に満を持して新人王戦にエントリーするも、西日本準決勝で武本康樹[千里馬神戸]に敗れる。それでも6回戦で再起するや連勝、06年にはB級トーナメントに出場し、全戦敵地のハンデを乗り越え…
橋本は7勝(1KO)3敗3分。03年末にデビュー。キャリア当初はドローが多く、勝ち味の遅さに泣かされていたが、06年の新人王戦では翌年のLフライ級西軍代表となる中澤翔[大鵬]を下して西日本決勝まで進出。6回戦も連勝でクリアするなど成長の跡を見せた。8…
両者戦績は村澤7勝(2KO)1敗、井川5勝(1KO)2敗。村澤は昨年末の全日本決勝で敗れて以来の再起戦。井川は昨年8月、11月と連勝して久々の大阪上陸。 1R。激しい打撃・乱打戦。村澤が左ストレート、右フック中心に連打を豊富に交えた攻撃でイニシアティブ…
両者戦績は百合1勝(0KO)無敗、堀田1勝(1KO)無敗。百合は昨年12月に、堀田は昨年2月にそれぞれデビュー戦を勝利で飾っている。 1R。堀田が仕掛ける形で、いきなりの乱打戦へ。ところがその矢先、クリンチした際に百合が主審の「ブレイク」がかかりそうな…
両者デビューの一戦。 1R。丸岡がいきなりの猛ラッシュ。越湖はこの猛攻を何とかガードして凌ぐが、いざ反撃に転じると如何にもスローなハンドスピードで、踏み込みも浅い。丸岡は反撃を簡単に捌くと、左フック1発でノックダウン。試合再開直後に右を追撃…
大森は未勝利2敗の戦績。昨年8月、12月と連敗している。岡はこの日がデビュー戦。 1R。明らかにスピード優位の岡が先手を獲り、細かく速くといった回転のワン・ツー連打でヒットの山を築く。だが、明らかに力感欠けるパンチで、逆に大森から圧力かけられ…
両者戦績は黒本3勝(2KO)2敗、田中4勝(0KO)4敗1分。黒本は昨年11月に、今年の新人王戦優勝候補・湯川翔太[江坂]に敗れて以来の試合。田中は04年12月以来、3年6ヶ月ぶりの再起戦。前回の相手が丹羽賢史[Gツダ]という辺りに時の流れを感じさせる。 1R…
両者戦績は長野2勝(1KO)4敗2分、北村は未勝利1敗2分。サウスポーの長野は、昨年の西日本新人王戦で敗れて以来の再起戦。北村も今年2月に敗れて以来の再起戦。 1R。北村はアグレッシブに大振りフックを振りかざすが、ガードが低く甘くで長野の左カウ…
夜の部は尼崎ジムの定期興行。例年は尼崎アルカイックホールオクトで行われていた春興行だが、今回は会場確保の都合で新大阪を“仮住まい”としての開催となった。地元にこだわるなら尼崎のインキュベーションセンターだが、これはやや手狭。消去法の会場選び…
前座で4度のノックダウンがあったものの、決定的場面の少ない凡戦も目立ち、全体を通じて見れば及第点には至らず、という内容に終わってしまった。特にメインの内容は酷く、観客席から拍手も声援が皆無、辛抱出来なくなった子どもが走り回る足音だけが響き…
片山は9勝(2KO)1敗1分の戦績。04年のデビュー以来、所属ジム主催興行のみに出場。慎重に相手を選ぶマッチメイク方針により1つの引分を挟んで無敗の8連勝。05年末にB級昇格、06年9月にはA級昇格と順調に出世した。A級では戦意に乏しいタイ人相手に連…
大沢は12勝(7KO)2敗2分で、現在は日本ライト級10位。04年デビュー、1勝無敗2分の戦績で臨んだ05年の新人王戦でライト級西日本新人王となるが、西軍代表戦では決定的な被弾の無いままスタミナ切れで力尽きる敗戦でリタイヤ。荒削りな所もあるファイター型…
両者戦績は阿修羅4勝(2KO)2敗1分、山本5勝(3KO)12敗2分。阿修羅は今年1月に東京遠征でB級緒戦となったが、判定負け。サウスポーの山本は04年5月の勝利以来、1つのドローを挟んでA級目前で8連敗中。 1R。ミドル〜ロングレンジから断続的な打ち合…
両者戦績は寺田5勝(0KO)6敗1分、松田4勝(2KO)4敗1分。寺田は6回戦で1勝を挙げてから2連敗中。勝率も五分を割り込んでしまった。昨年12月のアポロ興行以来の再起戦。松田は昨年11月に香川遠征で4勝目を挙げて、これが初の6回戦。 1R。松田はボデ…
昔川はデビュー戦、寺西は未勝利2敗。 1R。寺西は距離を詰め、大振りフックで攻勢点と手数を稼ぐが、オープンブローと距離を意識しない乱暴な強振でヒットを奪うどころか早々に減点1のペナルティ。昔川は膠着に持ち込まれて苦しみながらもショート単発で…
両者戦績は廣瀬1勝(0KO)無敗、藤田は勝ち負け無しの1分。廣瀬は昨年12/18、藤田は昨年11/23にそれぞれデビューしている。 1R。藤田は前回の密着手数攻めではなく、距離を取ってオーソドックスな構え。精度難の解消されない廣瀬の空振りに合わせる形で右…