駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2試合・Sバンタム級4回戦/●辻彬宏[江坂](1R2分40秒TKO)片山恵司[大阪帝拳]○

両者戦績は辻が3勝(1KO)4敗、片山は未勝利1敗。辻は2/29に敗れて戦績が負け越しに。片山は06年8月以来、1年9ヶ月ぶりの再起戦。
1R。クロスレンジ乱打戦。辻は相変わらず命中率の低さが悪目立ち。手数互角の打ち合いの中でも、片山の連打ばかりが当たる展開になってしまう。ラウンド終盤、片山は連打から大振りの右アッパーをクリーンヒットさせてノックダウン。何とかゴングに救われようと粘る辻を容赦なく追い詰め、連打で棒立ちにさせてTKOを勝ち取った。
片山が長期ブランク開けの試合で見事な初勝利。精度とパンチ力を備えた攻勢は4回戦ではなかなかの迫力。勝ち負け繰り返しながらもB級までは上がれる力は有る。
辻は精度難が相変わらず。手数互角でもヒット数が大差劣勢の有様では、この結果も仕方ない。