2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧
第1試合では久高が十分の内容で大物狩りに成功、第2試合は最終ラウンドの大逆転KO、第3試合はベテランが若手を完封する技術戦と、それぞれの試合で毛色の違うボクシングの魅力を堪能出来る素晴らしい興行。当たり外れの大きいノンタイトル10回戦で、外…
本田は28勝(14KO)5敗の戦績で、現在日本Sフライ級4位。94年のデビュー以来、順調に勝ち星を積み重ね、96年には日本Lフライ級王座を獲得。ノンタイトル戦を頻繁に挟む意欲的なマッチメイク方針の中で王座を返上するまで6度の防衛に成功する。しかし02年…
岡田は8勝(3KO)10敗3分の戦績。01年にデビュー、02年の新人王戦では西日本決勝で国重隆[大阪帝拳]に敗れるも、03年の再挑戦では堀川謙一[SFマキ]、山口淳一、橘悟朗と後の日本ランカーを3タテして勝ち進み、西軍代表まで進出する。しかし全日本決勝では判…
第1試合からいきなりの大勝負。Gツダの若手最有望株・久高が強豪世界ランカーに挑戦するチャレンジマッチだ。 久高は15勝(5KO)6敗1分の戦績。紆余曲折あって乱高下したランキングは現在日本フライ級の5位。 02年に17歳でデビューするが、いきなりの連敗…
夜の部は、諸々の騒動と戸塚前マネージャーの退任で一時自主興行開催の休止を余儀なくされていたGツダジムが、体制を整えてのリスタートを切る10回戦3試合のミニ興行。一時はジムの存続も危ぶまれたGツダだが、この短期間でよくぞここまで立て直したと言…
メインは、所謂“謎のタイ人”ペーエックのガチな粘りで長期戦に持ち込まれたが、それでも着実にダメージを積み重ねていった山口が、8Rに豪快なノックダウンから説得力あるKO勝利。4回戦も不可抗力のアクシデント絡みながら順調に試合を消化し、3時間強…
山口は7勝(1KO)2敗3分で日本Lフライ級11位。先の第12試合に出場した鋭二の双子の兄にあたる。02年にデビュー、新人王戦では、03年の初挑戦時はこの年の西軍代表となる岡田正継[Gツダ]に敗れ、05年の再挑戦時は準決勝でドロー敗者扱いに泣いた。06年の2…
両者戦績は山口3勝(2KO)2敗1分、野口4勝(0KO)5敗。山口は今期ミニマム級で新人王戦に出場するも西日本準決勝で敗退し、今回が再起戦。野口は06年9月の西日本新人王Lフライ級決勝で敗れて以来の再起戦。 1R。野口がガード低い山口を咎める形でワン・…
両者戦績は松本3勝(1KO)1敗、高宮2勝(1KO)無敗。松本は今期新人王戦の有力候補だったが、森本一春[江坂]に敗れて初黒星。今回が再起戦。高宮は4月のデビュー戦、7月の2戦目と連勝。 1R。変則スタイルの松本に対し、果敢なアタックを仕掛ける高宮の構…
両者戦績は内田1勝(0KO)3敗、西田1勝(0KO)1敗。内田はここ2戦、加藤心和[金沢]、森川真一郎[高砂]と強敵相手に連戦して力及ばず連敗中。西田は2月のデビュー戦に勝った後、5月に敗れてこれが再起戦。 1R。ロングレンジで牽制しつつの攻防戦。内田が…
両者戦績は神野2勝(0KO)2敗、橋野1勝(0KO)6敗1分。神野は7月に05年のデビュー戦以来の勝利を挙げた。橋野は今期新人王戦の1回戦でデビュー7戦目にして初勝利を達成したが、2回戦で今期西軍代表となる水本昌寛[井岡]に敗れた。 1R。神野は得意の左…
両者戦績は松浦2勝(0KO)無敗、木村1勝(1KO)3敗1分。松浦は今年2月にデビューし、7月の試合も制して連勝。木村は今期新人王戦にエントリーするも、後に西日本覇者となる高橋優紀[倉敷守安]に敗れた。 1R。長身の松浦が中間距離からワン・ツー連打で手…
この試合は両者デビュー戦。 1R。ロングレンジでフェイント中心の立ち上がり。だが両者大振りが目立ち、ラフな展開となる。山本の圧力がやや目立つ展開だが、東本もラウンド終盤に入ってからはヒットを奪い反撃。ところがラウンド終了直前に唐突なバッティ…
西口はデビュー戦、川原は10月にデビュー戦を戦うがドローに終わって勝ち負け無しの1分。 1R、川原がアグレッシブに出てショート〜クロスレンジで乱打戦に。ジャブ、ストレートを次々とクリーンヒット、有効打として優勢。西口はガードが下がり気味で、打…
両者ともにデビュー戦。 1R。両者エキサイトしていきなりのショートレンジ打撃戦。ラウンド後半になって西口が一進一退の均衡を破るラッシュを敢行、終了ゴング直前にも追加弾。藤野もアグレッシブに抵抗したがやや見劣り。 2R。クロスレンジの乱打戦模…
両者戦績は細木1勝(1KO)無敗、畑1勝(0KO)2敗1分。細木は5月にデビュー戦勝利して以来の2戦目。畑は9月にプロ初勝利を飾って以来のリング。 1R。畑はロングレンジからジャブで牽制しようとするが、ここは自分の射程外で不発。細木はそこからジワジワ…
この試合は両者デビュー戦。 1R。岩橋はデビュー戦らしからぬ洗練された動き。左中心の迫力ある攻めは出色で、ボクサー型の試合運びで主導権奪取。一方の高橋も圧力をかけ攻勢アピールし、コーナーに詰めてヒット連発する場面もあり接戦。 2R。高橋の愚…
両者戦績は、東田が未勝利1敗、大田が1勝(1KO)1敗。東田は5月にデビュー戦で敗れて以来の再起戦。大田は2月にKOでデビュー戦勝利したが、5月の試合では判定負けして今回が再起戦。 1R。東田は、ガードの拙い大田に対して左ジャブ、フック、ワン・…
両者戦績は田口3勝(1KO)1敗、松吉3勝(1KO)3敗。田口は9月に新人王戦敗退からの再起を勝利で飾っている。松吉は3月の新人王戦で敗れて以来9ヶ月ぶりの再起戦。 1R。田口がゴング直後からガード甘い松吉にフックを連続ヒット。一方的な展開になりかけ…
昼の部は毎年恒例、森岡ジム主催の若手育成興行だ。次年度の新人王戦エントリー締め切り直前に行われる興行という事で、エントリー権を狙う未勝利選手やトーナメント開幕前に1試合でも経験を積んでおきたい選手たちにとっては貴重な実戦機会となっている。 …
昨年のクリスマスイブ以来、実に1年ぶりのボクシング興行開催となったアゼリア大正。臨場感最高、使用料激安、キャパシティ僅少、交通アクセス・駐車場事情凶悪という、ここまで長所・短所がハッキリした所は無い、という極端な条件が嫌気されたか、以前で…
「今年は東軍が小粒で、西軍にもチャンスあり」という戦前の業界筋の下馬評はどこへやら、蓋を開けてみれば西軍は枕を並べて討ち死に。我らが西日本勢に至っては、不戦勝を稼いだ木原を除けば2年連続で全員敗退という悲惨極まりない結果となった。つまり、…
MVP 古口学(Sバンタム級・古口/東日本) 技能賞 迫田大治(Sライト級・横田スポーツ/東日本) 敢闘賞 関本純太(フェザー級・勝又/東日本) 東西対抗結果 西軍は不戦勝2つのみで、試合では全敗の“大惨事”。東軍が9勝2敗1分で圧勝した。東軍の実…
東軍代表・橋本は5勝(1KO)無敗1分。東日本決勝では、ガードを固めつつ強打、というオーソドックスなスタイルで、クセのキツい相手に無難な判定勝ちを収めた。西軍・西部日本代表の坂本は未勝利1敗1分でこの大舞台に進出して来た。 1R。坂本は元々下の…
東軍代表・岳は6勝(3KO)1敗1分。東日本決勝は1R負傷ドロー勝者扱い。内容的には劣勢とも取れる苦戦だったが、受傷を避けたのが奏功したか。西軍・西日本代表の水本は7勝(2KO)無敗。 1R。やや乱雑な手数合戦。技術面では水本がやや優勢だが、ラウンド…
東軍代表・迫田は7勝(5KO)1敗。東日本決勝では粗い所を残しつつも抜群のパンチ力とスタミナで粘り強く戦い、小差2-0の判定勝ち。西軍・中日本代表の丸木は9勝(7KO)無敗。 1R。打撃戦。迫田のラッシングが見栄えするが、手足のスピードで勝る丸木がヒッ…
東軍代表・近藤は6勝(4KO)1敗。東日本決勝ではパンチ力抜群の一気攻勢で2RKO勝ちを収めた。西軍・西部日本代表の釣る多は4勝(2KO)無敗。 1R。近藤が先手で攻め、これを鶴田がスピードを活かしたディフェンスワークで捌く展開。近藤は左ジャブ中心に…
川本が体調不良のため棄権。前日計量をクリアした木原の不戦勝となった。
東軍代表・関本が8勝(3KO)2敗。東日本決勝は乱打戦中心の激しい展開の中、アグレッシブな強打攻勢を決めて優勢を広げ判定勝ち。西軍・中日本代表の林は9勝(5KO)無敗。 1R。関本の強烈な猛打攻勢に対し、林はガードを堅めつつボディとショートアッパーで…
東軍代表の古口は7勝(3KO)無敗。東日本決勝は後半に息切れしたものの、堅実かつ卓越したセンスを発揮して判定勝ち。西軍・西日本代表の村澤は7勝(2KO)無敗。 1R。ミドル〜ロングレンジの打撃戦。古口は東日本決勝時より遠距離圏でのガードに強く意識を集…