駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

アゼリア大正昼夜興行

昨年のクリスマスイブ以来、実に1年ぶりのボクシング興行開催となったアゼリア大正。臨場感最高、使用料激安、キャパシティ僅少、交通アクセス・駐車場事情凶悪という、ここまで長所・短所がハッキリした所は無い、という極端な条件が嫌気されたか、以前では当地で行われていた規模の興行も、最近ではIMPホールや新規開拓された京阪神各地の小ホールで行われるようになっていた。
しかし今回は、そんな便利の悪さを乗り越えてでも駆けつけようか、と思わせる好カード揃いのマッチメイク。筆者も西軍全敗のショックが覚めやらぬ23日早朝に東京を発ち、鈍行を乗り継いで帰神。プライベートのしがらみを強硬に排除して会場に駆けつけた(笑)。


今回の昼夜興行は、第1部に森岡ジムが主催する毎年末恒例の若手育成興行、そして第2部には一連の騒動以来初めてとなる、グリーンツダジム主催のオールA級・10回戦興行。昼夜合わせて全16試合・88Rという構成である。

※駒木の手元の採点は「A」(10-9マスト)「B」(微差のRは10-10を積極的に採用)を併記します。「B」採点はラウンドマスト法の誤差を測るための試験的なものですので参考記録程度の認識でお願いします。公式ジャッジの基準は「A」と「B」の中間程度だとお考え下さい。