07年新人王戦
東軍代表・橋本は5勝(1KO)無敗1分。東日本決勝では、ガードを固めつつ強打、というオーソドックスなスタイルで、クセのキツい相手に無難な判定勝ちを収めた。西軍・西部日本代表の坂本は未勝利1敗1分でこの大舞台に進出して来た。 1R。坂本は元々下の…
東軍代表・岳は6勝(3KO)1敗1分。東日本決勝は1R負傷ドロー勝者扱い。内容的には劣勢とも取れる苦戦だったが、受傷を避けたのが奏功したか。西軍・西日本代表の水本は7勝(2KO)無敗。 1R。やや乱雑な手数合戦。技術面では水本がやや優勢だが、ラウンド…
東軍代表・迫田は7勝(5KO)1敗。東日本決勝では粗い所を残しつつも抜群のパンチ力とスタミナで粘り強く戦い、小差2-0の判定勝ち。西軍・中日本代表の丸木は9勝(7KO)無敗。 1R。打撃戦。迫田のラッシングが見栄えするが、手足のスピードで勝る丸木がヒッ…
東軍代表・近藤は6勝(4KO)1敗。東日本決勝ではパンチ力抜群の一気攻勢で2RKO勝ちを収めた。西軍・西部日本代表の釣る多は4勝(2KO)無敗。 1R。近藤が先手で攻め、これを鶴田がスピードを活かしたディフェンスワークで捌く展開。近藤は左ジャブ中心に…
川本が体調不良のため棄権。前日計量をクリアした木原の不戦勝となった。
東軍代表・関本が8勝(3KO)2敗。東日本決勝は乱打戦中心の激しい展開の中、アグレッシブな強打攻勢を決めて優勢を広げ判定勝ち。西軍・中日本代表の林は9勝(5KO)無敗。 1R。関本の強烈な猛打攻勢に対し、林はガードを堅めつつボディとショートアッパーで…
東軍代表の古口は7勝(3KO)無敗。東日本決勝は後半に息切れしたものの、堅実かつ卓越したセンスを発揮して判定勝ち。西軍・西日本代表の村澤は7勝(2KO)無敗。 1R。ミドル〜ロングレンジの打撃戦。古口は東日本決勝時より遠距離圏でのガードに強く意識を集…
太田が試合前日になって、体調不良により出場を断念。計量をクリアした吉村の不戦勝となった。
東軍代表・古川は7勝(0KO)無敗1分。東日本決勝はアグレッシブさと精度の高いパンチで小差優勢のラウンドを積み重ねて小差判定勝ち。西軍・西日本代表・加藤は10勝(0KO)1敗1分の戦績。 1R。古川が先手の攻め。加藤は右ストレートを捌き切れず、反撃もホ…
東軍代表・林は6勝(0KO)無敗。東日本決勝では相手のスピードに苦しむ場面もあったが、打撃戦に引きずり込んでスプリット・デシジョンで際どい逆転勝利。西軍・中日本代表の松浦は9勝(1KO)1敗1分。 1R。ラウンド前半は圧力の掛け合いでは五分五分、林の…
東軍代表の田口は6勝(2KO)無敗。東日本決勝では終始打撃戦の激闘を緩急利いたボディ中心のコンビネーションを武器に快勝。西軍・西日本代表の中澤は8勝(1KO)2敗1分。 1R。田口の圧力が優勢。中澤はアウトボクシングで捌きにかかるがロープ際に詰められ…
東軍代表・島崎は5勝(1KO)3敗1分。東日本決勝はドロー勝者扱いも渋太く勝負強い戦い振りが光った。西軍・西部日本代表の土生は6勝(1KO)1敗2分。 1R。島崎の手数伴う圧力攻勢が優位。土生はステップワークで捌き切れず、ロープ際の打ち合いでも右を貰…
MVP 丸木和也[Sライト級・天熊丸木(中日本)] 技能賞 村澤光[Sバンタム級・尼崎(西日本)] 敢闘賞 松浦克哉[フライ級・松田(中日本)] MVP対決を制したフェザー級の林が意外にも賞から漏れた。丸木と同じジムの所属という点を考慮されたか。しか…
坂本は西部日本地区唯一のエントリー。未勝利1敗の戦績、しかも1年4ヶ月ぶりの再起戦が西軍代表戦となった。岩尾は7勝(2KO)無敗1分。 1R。坂本は地力劣勢を意識してアグレッシブに前、前へ出て手数攻め。岩尾はサウスポーとの相性の悪さを早くも露骨…
両者戦績は切間3勝(2KO)無敗、水本6勝(2KO)無敗。 1R。出入り激しいヒット&アウェイの打撃戦。切間が先生の有効打決めるが、後が続かず。決定的な場面の無いまま一進一退の攻防が続く。 2R。水本が圧力をかけつつボディ中心に手数、ヒットを稼ぐがや…
両者戦績は高橋4勝(3KO)1敗1分、丸木8勝(6KO)無敗。 1R。丸木がいきなり勝負をかけて猛攻。右ストレートをテンプルにクリーンヒットさせてダウンを奪う。再開後も速攻、左カウンターを痛烈に決めて2ノックダウンで自動的KO。衝撃の秒殺! 丸木が相…
両者戦績は鶴田3勝(1KO)無敗、渡場7勝(3KO)無敗。 1R。鶴田は手、足、ボディワークのスピードやディフェンスのセンスは非凡。しかしトリッキーな攻撃は恵まれたハンドスピードに対して精度が低く、パンチ力にも欠ける印象。渡場は正攻法で対応、圧力かけ…
両者戦績は田中5勝(1KO)無敗、木原6勝(4KO)無敗。 1R。田中は頭から突っ込むラフファイトを展開。大振りを不完全ながらヒットさせて粘り込みを図る。木原は左右フック中心にカウンターで迎撃し、明確なヒットを奪うが形勢は微妙。 2R。田中の頭低いラフ…
フェザー級は西部日本と中日本のMVP対決。両者戦績は藤田5勝(5KO)無敗、林8勝(4KO)無敗。 1R。藤田はいかにも重そうなパンチで、豪快にラッシュを敢行。林はこれを概ねディフェンスで捌きつつ、アッパー、フックを浴びせ、ラウンド終盤には逆に藤田に…
西軍激戦区のSバンタム級戦線も最終章。西軍代表戦は無敗のサウスポー対決となった。両者戦績は高島5勝(3KO)無敗、村澤6勝(2KO)無敗。 1R。ハードパンチャー同士のKO狙い明らかな打撃戦。高島が、やや反応遅い村澤にショートブローをヒットさせてリード…
両者戦績は吉村4勝(1KO)1敗3分、名越6勝(1KO)3敗3分。 1R。吉村は中間〜ロングレンジから小気味良く回転利かせ連打攻勢。クリンチワークも利かせて主導権争いでも優位。名越は圧力をかけてアグレッシブをアピールするが、動かれて手数少ない。 2R…
両者戦績は近藤2勝(1KO)無敗1分、近藤9勝(0KO)1敗1分。 1R。近藤は頭から突っ込んであからさまなラフファイト。左をドサクサ紛れに当てるが、ホールディングなどの反則も目立つ。加藤は捌くだけで手一杯だが、それでも主導権支配を懸命にアピール。 …
両者戦績は屋冨祖3勝(2KO)無敗1分、松浦8勝(1KO)1敗1分。 1R。ラウンド序盤、屋冨祖はミドル〜ロングレンジから大きめのアッパー、フック攻勢。松浦はガードで捌きつつ、中盤以降圧力をかけて密着打撃戦に持ち込む。形勢微妙だが、手数・ヒットは屋冨…
両者戦績は石川5勝(1KO)2敗、中澤7勝(1KO)2敗1分。 1R。中澤がロングレンジをキープしてほぼ完璧なアウトボックス。ジャブ、ストレート、左アッパーでヒット・手数の優位を確保する一方、渋いクリンチワークで石川の圧力も封じる。石川の反撃は散発的…
両者戦績は土生は5勝(1KO)1敗2分、田村5勝(0KO)4敗1分。 1R。田村は圧力をかけるが、土生はガードを高く上げ、出入り激しく威力より回転重視で軽打を小気味良く浴びせてゆく。田村も攻勢アピールして食い下がるが手数不足。 2R。田村は圧力、手数…
中日本(4人参加)代表の飯田は4勝(4KO)無敗。全て1RKOのハードパンチャーだ。西日本代表の岩尾は6勝(2KO)無敗1分。こちらは堅実なテクニシャンタイプ。 1R。飯田は速いワン・ツー、左アッパーなどで強打者の片鱗を見せるが、岩尾の堅実なファイト…
中日本はエントリー僅かに1名。1勝(0KO)1敗の葛原が、計量をクリアして地区新人王に認定された。西日本代表の水本は5勝(1KO)無敗。 1R。いきなりの大乱打戦。カウンター合戦に近いタイミングで互いにクリーンヒット、有効打を量産してゆく。水本が優勢…
中日本(3人参加)代表の丸木は、オープン戦でタイ人など相手に勝ち星を重ねて7勝(6KO)無敗の戦績。西日本代表の張飛は4勝(3KO)4敗。バンタム級の名越と同じく、1勝&大幅負け越しからの勝ち上がり。 1R。張飛は変則的なフォームからジャブでタイミン…
中日本(2人参加)代表の伊藤は2勝(2KO)1敗。いきなりの決勝を34秒殺で仕留めている。西日本代表の渡場は6勝(2KO)無敗。 1R。ショート〜クロスレンジ乱打戦。渡場は強引な手数、ショートブロー攻勢に出て、左フックでフラッシュ気味ながらノックダウン…
中日本(4人参加)代表の滝は3勝(1KO)1敗1分の戦績。2-0判定、1RKOと連勝して代表戦進出。西日本代表の木原は5勝(3KO)無敗。 1R。滝のややぎこちない動きを早々に見切った木原は、やや雑な大振りが多いが、左フックをキッチリ決めてノックダウン。…