駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第9試合・ライト級4回戦/●伊藤徹弥[KOZO](2R0分32秒TKO)渡場大輔[大阪帝拳]○

中日本(2人参加)代表の伊藤は2勝(2KO)1敗。いきなりの決勝を34秒殺で仕留めている。西日本代表の渡場は6勝(2KO)無敗。
1R。ショート〜クロスレンジ乱打戦。渡場は強引な手数、ショートブロー攻勢に出て、左フックでフラッシュ気味ながらノックダウン。その後は伊藤のやや乱雑な手数攻めを被弾する戴けないシーンもあった。
2R。開始ゴング直後から渡場は細かい被弾にも怯まず強打攻勢、ロープ際に詰めて左フックなどで有効打を浴びせると、主審の石川レフェリーは早めのストップ。素人目にも地力差顕著な組み合わせで、賢明な判断だろう。
渡場がミスマッチとも言える実質格下の相手に順当な勝利。但し、今日は被弾が多かったのには不満も。
伊藤は率直に言って地力不足。この舞台に上がって来るには時期尚早の感。