女子
韓国人ジャッジ3人による公式判定は李97-93、尹96-94、金96-94の3−0で多田。初防衛に成功した。駒木の採点は95-95のイーブン。手数攻勢で押しまくるタイ人に、カウンターとクリーンヒットで対抗した多田の図式。多田は受身に回った分、見栄えが悪いシーン…
公式判定は坂本39-38、北村39-38、半田38-38の2−0で谷。駒木の採点は「A」39-37「B」40-38で谷優勢。
公式判定は原田40-37(小林支持)、宮崎39-38(田中支持)、野田38-38の三者三様ドロー。決め手の無い内容で、“アグレッシブ”要素と“リング・ジェネラルシップ”要素の観点から微差でポイントを振り分けるジャッジの難しい試合となった。筆者は小林がスピード…
公式判定はプラヤドサブ[タイ国]99-91、ネルソン[米国]98-92、レデスマ[米国]98-92の3−0で多田が王座奪取に成功。駒木のWBA基準による採点は100-90で多田優勢。
公式判定は半田、川上、坂本の三者いずれも40-36で秋田屋を支持。駒木の採点は「A」39-37「B」40-37で秋田屋優勢。
WBCアトム級11位の夛田は3勝(2KO)無敗のサウスポー、WBCLフライ級12位の金は2勝(2KO)3敗1分。夛田は7月、10月とタイ人を難なく降してこれがプロ4戦目。この試合が決まった後にWBAミニマム級(日本ではミニフライ級相当)の世界挑戦が決定し…
両者戦績は北脇1勝(1KO)無敗、真道1勝(1KO)1敗。北脇は9月のプロデビュー戦でタイ人に判定勝ち。真道は5月のプロデビュー戦で先ほどの試合に出場した秋田屋に敗れるも、11月には韓国人選手を降して初勝利を収めている。 1R。真道は5月当時から動き一…
サウスポーの谷はデビュー戦、秋田屋は2勝(0KO)無敗。谷は07年度全日本女子アマ選手権Lフライ級優勝の実績がある。秋田屋は5月、9月と連勝して関西の女子4回戦選手の中では頭一つ抜けた存在。 1R。両者ロングレンジからの牽制。身のこなしは両者なか…
田中は未勝利2敗、サウスポーの山本はこれがデビュー戦。 1R。両者大振りのオーバーハンドフック合戦で、荒れた立ち上がり。殆どヒットの無い粗い内容。山本は距離を取る際に、相手に背中を向けて一目散に逃げ回るような動きをするのが見栄え悪い。 2R…
安藤は未勝利2敗、西部日本地区からの遠征の上田はこれがプロデビュー戦。安藤は昨年の7月、9月と連敗している。 1R。足を使う上田と圧力かける安藤でクロスレンジ乱打戦。上田がラウンド前半は細かい連打で先制するが、徐々にアグレッシブな攻勢で安藤…
両者JBC公認の戦績は田中未勝利1敗、小林は1勝(0KO)1敗。 1R。田中は圧力かけて大振り気味にフック、ストレート。小林は出入り激しく動いて主導権を窺うが肝心の手数とヒット数が足りない。共に戦果乏しく僅差だが、パワー優位の田中がやや見栄えす…
夛田は2勝(1KO)無敗でWBC世界アトム級12位。ウィキペディアによると、00年に当時アマ連盟未公認の全日本女子大会でバンタム級優勝、01年にはLフライ級優勝とアジア選手権3位。連盟公認以後は03年Lフライ級準優勝、04年はフライ級準優勝、06〜07年でLフ…
以下、千里中央興行の結果を掲載する。女子3試合を含むオール4回戦、全7試合・計28Rのミニ興行である。 なお、この興行には前日の新大阪興行に引き続いて東日本から福地、中村両レフェリーが、そして中日本の石川レフェリー、西部日本の姫野レフェリーも…
夛田はJBC戦績1勝(0KO)無敗。00年ごろからアマチュア女子ボクシングで全国区の活動を開始し、06年・07年と全日本大会でライトフライ級連覇。プロ興行でエキシビジョン出場を重ね、JBC公認直後にプロライセンスを取得し、今年5月にタイ人相手に初勝利…
安藤はJBCデビュー戦、大内は5月の女子興行で判定勝ちし、1勝(0KO)無敗。 1R。クロス〜ショートレンジ乱打戦。共にこの階級らしく非力で決め手欠ける内容。大内が僅かに打ち勝つが微差の範囲。 2R。このラウンドも打撃戦。一本調子な展開の中で大内…
試合前に「関西初めての女子公式戦」とアナウンスがあり、1R2分などの基本ルールも紹介された。なお筆者から女子ボクシングのルールを補足説明しておくと、女性特有の身体機能の安全を図る為に胸部と骨盤にプロテクターの装着が義務付けられている他、子…