駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

2009-05-31から1日間の記事一覧

興行全体の総括

前半はKOラッシュとなったが、不運な負傷や技術・体力の未熟な所を咎められる形の物が多く、爽快感は今一つ。後半に入ると、今度は決め手に欠けた凡戦気味の試合が目立つようになり、どうなることかと思われたが、メインイベントがスピード感ある6回戦の…

第10試合・Sバンタム級契約ウェイト(54.4kg)6回戦/○大前健太[クラトキ](5R0分40秒KO)安本祐太[尼崎亀谷]●

第9試合・フライ級契約ウェイト(50.0kg)6回戦/●山口鋭二[森岡](判定0−3)鈴木遼[オール]○

公式判定は川上60-55、宮崎59-56、原田58-57の3−0で鈴木。駒木の採点は「A」57-57イーブン「B」59-58鈴木優勢。

第8試合・バンタム級契約ウェイト(52.5kg)6回戦/○真道ゴー[クラトキ](4R1分20秒TKO)李恵林[韓国]●

第7試合・アトム級4回戦/△小林悠梨[真正](判定1−1)田中奈浦子[フュチュール]△

公式判定は原田40-37(小林支持)、宮崎39-38(田中支持)、野田38-38の三者三様ドロー。決め手の無い内容で、“アグレッシブ”要素と“リング・ジェネラルシップ”要素の観点から微差でポイントを振り分けるジャッジの難しい試合となった。筆者は小林がスピード…

第6試合・バンタム級契約ウェイト(52.8kg)4回戦/○上原康孝[クラトキ](2R0分21秒TKO)イトウシュンペイ[ワイルドビート]●

第5試合・Sフェザー級4回戦/○大谷康晴[クラトキ](判定2−0)桑原直樹[千里馬神戸]●

公式判定は松田39-37、原田39-38、半田38-38の2−0で大谷。駒木の採点は「A」39-37「B」40-38で大谷優勢。

第4試合・ライト級4回戦/●山本琢也[黒潮](3R2分48秒TKO)高橋卓也[千里馬神戸]○

第3試合・ライト級契約ウェイト(62.5kg)4回戦/○矢野友樹[川田](3R2分48秒TKO)須田繁哉[進光]●

第2試合・ウェルター級4回戦/●下浦孝哉[江坂](4R0分35秒KO)大浦純生[泉北]○

第1試合・ミニマム級4回戦/●和田裕貴[川田](1R2分54秒TKO)村井貴裕[守口東郷]○

興行概要&雑感(暫定版)

和歌山県唯一のJBC加盟のジムである、クラトキジムの主催興行が昨年に引き続き和歌山県立体育館で開催の運びとなった。地元勢だけでなく、船でのアクセスで当地とリンクしている四国の選手たちにとっても貴重な活躍の場となっている興行であるだけに、存…