駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

尼崎興行総括

フェザー級・高埜、Sフェザー級・湯川と優勝候補筆頭が相次いで討ち死にする波乱の展開。しかしその番狂わせと言うべき試合の内容は説得力のあるもので、彼らに勝った選手たちの今後の活躍にも期待が持てよう。やはり開幕から3ヶ月も経つと、戦前の地力査定を覆す不確定要素が多くなって来るという事か。
他の試合もKO決着・好勝負連発で目移りするが、1回戦に続いて確かな実力の程を披露した佐藤、そしてデビュー以来3連続の2R以内KO勝ちと決定力のある所を見せた福岡の2人をピックアップしておきたい。彼らに限らず、全日本決勝の勝ち負けはともかくとして、胸を張って西日本代表として送り出せるタレントが徐々に揃いだした。今から西日本決勝が楽しみだ。