駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第8試合・Sフェザー級4回戦/●櫻井達也[SFマキ](1R2分58秒KO)福岡孝太[明石]○

両者戦績は櫻井3勝(1KO)1敗、福岡は2勝(2KO)無敗でサウスポー。
1R。櫻井が派手な動きとアッパー中心の攻めで先制。しかし福岡は腰の据わった圧力強い反撃に出て、櫻井を守勢に追い込む。手数の出る櫻井が数的優位をキープしたが、ラウンド終了直前、福岡はロープ際で右カウンターをクリーンヒットしてノックダウン。櫻井は足腰立たず、カウント6の時点でストップをかけられた。豪快なワンパンチKO。
福岡は動き少なく派手さには欠けるものの、これまで3試合全て前半戦でKO勝ちした所を見る限り、相当なパンチ力の持ち主。スピードで捌かれた時にどうなるかだが、展開次第では今後も楽しみが持てる。
櫻井は派手な動きで主導権を握りかけたが、一瞬の隙を突かれて逆転負け。これからもこういう負け方が多くなりそうだが……