駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第4試合・バンタム級4回戦/●西口直輝[森岡](2R2分05秒KO)山川浩平[Gツダ]○

両者戦績は西口1勝(0KO)無敗、山川は未勝利1敗1分。
1R。山川は圧力かけてワン・ツーや左右フック連打も、動きの固さも目立ち、西口から右アッパーなどを浴びて微妙な形勢に。西口はジャブや左のダブルなど落ち着いた動きを見せるが、スピードが平凡で主導権を奪い切れない。
2R。西口はテクニック一通り身についていて、ボクサー型もサマになっているのだが、やはりスピード感なく、山川の圧力強打をモロに喰って失速。右を連発で当てられ、ふらついてダウンしてしまう。立って懸命に凌ぎにかかるが、ロープ際で追い討ち喰ってストップ。
山川は体の動きが固くぎこちない所があり、受身に回ると脆そうだが、今日は圧力強打攻勢がズバリハマった。勝ち負けを繰り返しつつ、6回戦を目指すような選手になりそうだ。
西口は技術こそ非凡だが、スピードなど身体能力面に限界がある。技術を下支えする体力とステップワークの改善が急務。