駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

2004-12-23から1日間の記事一覧

ミドル級決勝/○鈴木典史(2R2分50秒TKO)平井和義●

1ラウンドから実力差を見せ付けていた鈴木が、2Rにノックダウン級のクリーンヒットを奪うと、これまたレフェリーが早めのストップ。確かに実力差、形勢共に鈴木の勝勢ではあったが、あと10秒でダウンを奪えたかどうかは微妙で、インターバルを経てあと1…

ウェルター級決勝/○荒井操(2R1分26秒TKO)柏木亮一●

東日本MVPでカルト人気も絶大の荒井が、デビュー直後のボブ・サップを思わせる豪快ファイトでレフェリーストップを強奪。全国でもMVPを受賞した。柏木は2ラウンド1分まで防御重視のファイトで互角以上に渡り合っていたが、最後は攻撃力の差で捻じ伏…

スーパーライト級決勝/●田中啓介(判定0−3)磯道鉄平○

公式判定は60-55、60-55、59-56で三者とも磯道支持。駒木の採点は60-55で磯道。西軍実力No.1の磯道、田中の突進ファイトに手を焼かされ不恰好な試合にはなったが、テクニックの差で結果的には完封勝利。計量前日で2.6kgオーバーだったとされる調整の失敗を感…

ライト級決勝/○小野寺正明(判定3−0)豊原正浩●

公式判定は60-55、60-56、59-56で三者とも松崎を支持。駒木の採点は60-54で小野寺。豊原は正業多忙による練習不足、試合直前の風邪による高熱、この試合の第2ラウンドに負った拳の骨折という三重苦の中で果敢に戦ったが、東軍実力最右翼の評判通りの実力を…

スーパーフェザー級決勝/○松崎博保(判定3−0)天堂雅之●

公式判定は59-55、59-56、58-57で三者とも松崎を支持。駒木の採点は59-55で松崎。天堂のファイトスタイルをよく研究していた松崎が、ほぼ全ラウンド通じて優勢に試合を進めていった。

フェザー級決勝/○小林生人(判定2−1)福原寛人●

公式判定は58-57、58-57(以上、小林支持)、58-57(福原支持)の際どい2−1で小林。駒木のジャッジは58-57で小林。ハンドスピードで劣る福原が工夫に工夫を重ねた試合振りで際どく食い下がったが、最後は総合力の差で押し切られた。

スーパーバンタム級決勝/●鈴木徹(急病のため棄権)吉田龍生○

試合前日の時点で鈴木が病気(インフルエンザ?)のため、無念の棄権。西軍代表・吉田に新人王の座と日本ランキング10位が転がり込んだ。

バンタム級決勝/○前之園啓史(判定2−1)濱口啓介●

公式判定は57-56、57-56(以上、前之園支持)、58-57(濱口支持)の際どいスプリットデジションで前之園の勝ち。駒木の採点は57-56で前之園。なお、前之園は敢闘賞を受賞した。 前之園は3ラウンドにダウンを喫してジャッジが際どくなったが、距離感や当て勘…

スーパーフライ級決勝/●池田仙三(負傷のため棄権)堀田英也○

この階級は東軍代表・池田が負傷のため、早々と堀田の新人王が確定。

フライ級決勝/●佐藤常次郎(判定0−3)久高寛之○

公式判定は59-55、59-55、58-57で三者とも久高を支持。駒木の採点は57-56で久高支持。久高は技能賞を受賞。 久高は前半、見るからに動きが固く苦戦を強いられたが、ダウンを奪ってから形勢が混沌となった。公式判定でついた点数差ほどの実力差は無く、近い将…

ライトフライ級決勝/○池原繁尊(負傷のため棄権)東村ヨシカズ●

注目の最軽量級・6戦全勝同士の対決は、東村が西軍代表決定戦で負った怪我が癒えず、残念ながら中止となった。

(12/19分)全日本新人王決勝戦

※とりあえず、フォーマットだけ作っておきます。詳細な観戦記はボチボチと。 なお、東軍代表は赤コーナー(見出しの勝敗表では左側)、西軍代表は青コーナーで固定。審判員は全て東日本のオフィシャルが務めたが、露骨な地元判定は無し。むしろ西軍に気を遣…