2006-05-14から1日間の記事一覧
内容的には特筆すべき点の見出し難い興行だったが、噛ませタイ人出場の3試合がいずれも短時間で終了し、全9試合も2時間半で終了。ともかくも興行から冗長さが削がれたのは救われた。これで、どうしようもないタイ人相手にダラダラとフルラウンド戦われた…
1R。シンハシャムは“噛ませモード”の上に、動きそのものも緩慢。ロープ際を回りつつ、ヌルいパンチを打ってお茶を濁すばかり。これに対し、松本は着実にワン・ツー中心の攻撃でボディ、顔面へヒットを集めて行く。 2R。序盤戦は淡々としたものだったが、…
1R。ラウンド前半は、メチャクチャなフォームからボディブローを放つトンが、ぎこちないクロスステップで足を使う変則的な戦い方で吉山を攻めあぐませる。しかし吉山は徐々に相手との間合いを掴んで攻勢に転じると、まずは連打で強引にトンをひっくり返し…
公式判定は原田58-56、北村58-57(以上、如月支持)、半田58-57(二見支持)のスプリットで如月。駒木の採点は「西」57-57イーブン、「東」58-57二見優勢。 6回戦レベルで両者互角、一進一退の安定味ある打撃戦。如月が手数中心に攻勢点を稼いでスプリット…
公式判定は野田60-54、大黒58-56、宮崎58-56の3−0で松下。駒木の採点は「西」60-54「東」60-56でいずれも松下。 松下は、新たに得た技術を着実に地力の中に織り込むことで、高い安定性を誇る選手へと成長して来ている。非力だったパンチにはキレが備わり、…
李が、オーソドックスな攻撃パターンを実戦の場で復習するような戦い振りで順当にTKO。彼にとってはスパーリングの延長線上のようなモノだったのだろう。 ただ、あまりに物足りない相手でもあり、評価の対象からは外れる試合。(コンディション調整等を含…
公式判定は、半田40-37、宮崎39-37、大黒38-38で森本のマジョリティ・デジション。駒木の採点は「西」39-37で奥優勢、「東」39-39イーブン。 森本が、相手の強引な手数攻めに梃子摺らされながらも、テクニック面で渋太く対抗し、際どい判定をモノにした。デ…
公式判定は半田39-37、宮崎39-38、北村38-38の2−0で辛くも好川。駒木の採点は「西」38-38イーブン、「東」39-38で大原の方を優勢とした。 前年度準優勝の好川が、大原のナチュラルパワーに圧されて大苦戦。守勢の中、時折放つ連打で、手数と技術をジャッジ…
加藤は、試合開始当初こそ田口のプレッシャーに苦しめられたが、2Rに自分から仕掛けて試合を作ろうと試みると、アッサリと自分のペースを築いて僅か1分余りで試合を終わらせた。それほどの絶対的な力量は感じられないが、今日のところは相対的な格の差で…
太田が復帰前と変わらぬパワー優先型ファイトを存分に見せてKOで再発進。しかし、今日は久々の実戦で浮き足立ったのか、1R早々にダウンを喫したり、既に優勢顕著な3Rで相手を仕留めるのに時間をかけてしまうなど、必要以上に苦労したという感じ。ディ…
今週末のIMPホールは、珍しく昼興行のみ。年に3度のペースで開催されている、ヨシヤマジムの主催興行だ。例によってジムのエース格2人・吉山博司と松本憲亮の両日本ランカーが“日本・東洋太平洋タイトル前哨戦”と銘打たれたWメインに出場する。 しかし…