駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第9試合・Sライト級契約ウェイト(62.5kg)10回戦/○松本憲亮[ヨシヤマ](2R2分05秒KO)シンハシャム・アルサムハン[タイ国]●

1R。シンハシャムは“噛ませモード”の上に、動きそのものも緩慢。ロープ際を回りつつ、ヌルいパンチを打ってお茶を濁すばかり。これに対し、松本は着実にワン・ツー中心の攻撃でボディ、顔面へヒットを集めて行く。
2R。序盤戦は淡々としたものだったが、松本が左アッパーをクリーンヒットさせて膝を折らせると試合が一方的な展開へと一気に動き出した。松本は強引にロープへ詰めて連打、連打。来日4連続KO負けのシンハシャムは全てを悟ったように嫌倒れする事3回、ノックダウンを大廉売して試合はストップされた。
松本が、こちらも典型的な噛ませ犬を相手に無難な3ノックダウンKO。この試合についても特筆すべき点は無し。