駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第5試合・Lフライ級6回戦/○李昭浩[大阪帝拳](2R2分41秒TKO)ヨドスク・ウィンディジム[タイ国]●

李が、オーソドックスな攻撃パターンを実戦の場で復習するような戦い振りで順当にTKO。彼にとってはスパーリングの延長線上のようなモノだったのだろう。
ただ、あまりに物足りない相手でもあり、評価の対象からは外れる試合。(コンディション調整等を含めての)試合慣れという観点を除けば、公式戦でやる意義は全く見出せない試合だった。緒戦の試合振りを見た他の6回戦選手から逃げられたのなら仕方ないが、まだ“牙”が生え揃わない内から歯ごたえの無い噛ませ犬を宛がうのはあまり感心できる事ではない。