駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第5試合・Sフェザー級4回戦/●竹下彰太[高砂](判定0−3)田中宏幸[千里馬神戸]○

両者戦績は、竹下が未勝利2敗、田中も未勝利で2敗1分。
公式判定は福地40-35、浦谷40-36、大黒39-36の3−0で田中。なお竹下は4Rにダウン1回。駒木の採点は「西」「東」ともに40-35で田中。
田中がアグレッシブさを前面に押し出して、ノックダウンのオマケ付で初勝利をゲット。しかしスピード、パンチの精度など大きな課題も残している。総合的な実力は依然として4回戦下位級。
さてデビューから3連敗となってしまった竹下だが、昨年10月のデビュー戦以来の技術面の粗さが全く抜けきれていない。それどころか今日は唯一の長所であった戦意面でも圧され気味で、むしろ試合振りが悪化している印象。度重なる敗戦で自信を損ない、それが酷い悪循環に彼を追いやっているようだ。ここまでドツボにハマってしまうと、素質以前の問題で浮上は困難を極めそう。