駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

コメント欄凍結について

既に告知済みですが、先日、コメント欄の凍結(=新規書き込み禁止)措置を採らせていただきました。直接的な理由としては荒らし、炎上の防止という事になります。最近は理由も示さず「自分の意見は駒木と違う。だから駒木は間違ってる」という断定的で取り付く島も無い論調のコメントが増えており、そこへ便乗して荒らし行為を働く輩もまま見受けられるようになりました(発見するたび削除しているので気付かない方も多いでしょうが)。亀田三兄弟を話題に採り上げた時には炎上寸前の有様で、当ブログの活動自体に悪影響も出て来ているのが現状です。読者の皆さんにはご不便をおかけしますが、何卒ご理解下さいますよう宜しくお願い申し上げます。


そもそも僕は以前から、ブログにコメント欄を設ける事の意義自体に疑問を抱いておりました。というのも、ブログのコメント欄というものは、

  • 匿名性が極めて高いため、無責任な発言や誹謗中傷の類がはびこりやすい
  • 書き込みが簡単に出来すぎるため、冷静さを欠いた感情的な論調になりやすい
  • 意見発表の場を持たない人たちの(しかも奇妙な事にブログ管理人と意見を異とする人たちの)演説場として利用されがち

……というような“構造的欠陥”を持っており、秩序立った管理が非常に難しいものであります。有名人のブログがちょっとしたきっかけで炎上してしまうのも、このような“欠陥”が主たる要因であると考えています。
当ブログでも大半のコメントが匿名か匿名に近い書き込みです。これでは、ご意見に対して反論や意見交換を行おうと思っても、その匿名の人物がどのような立場にいる人物(例:初心者ファン、ボクシングマニア、専門家、出場選手の身内・関係者、又はそれらの立場を騙った別の立場の誰か)なのか全く判らないため、どういうアプローチをすればいいのか見当がつかないのです。専門家に採点基準を説いても釈迦に説法ですし、ましてやファンを騙って身内の選手を擁護しようとする人などには如何なる説得も意味を持ちませんし。
また、当ブログではコメント欄凍結に先立ちまして、駒木からのコメントにレスを返す事を原則休止し、電子メールやトラックバック機能を利用した意見の伝達・発表をお願いして来ました。これは匿名性を少しでも解消し、意見の執筆・発表までに幾分かの手間をかける事で冷静さを取り戻して頂いて、建設的な意見交換や議論を行おう…という試みでありました。が、結局はトラックバックを利用した意見開示は皆無、メールも殆ど来ない…というのが現実でした。そしてコメント欄はますます、身元不明な匿名の人たちが、他の読者の皆さんに対して自説を滔滔と述べる“反・駒木ハヤト”演説会場の趣を濃くしていったのであります(苦笑)。正直なところ、こんな調子では、もう手の尽くしようがありません。


固定ハンドルネームを使用している方や、文字通りの「コメント」を述べる事だけに利用して下さっている方にはご迷惑をおかけしますが、どうか悪しからずご了承下さいませ。この罪滅ぼしは、更なるブログの内容充実で果たしたいと思います。