駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

SENRIMA SUPER FIGHT 18(千里馬神戸ジム主催興行)

春・秋恒例の千里馬神戸興行inサンボーホール。先日の新人王西軍代表決定戦でMVPを奪取した武本康樹の兄・在樹がメイン、すっかり日本ランカーが板に着いて来た玉越強平がセミに出場する。
思えば3年前、当時ノーランカーだった長谷川穂積が、当時バリバリの日本ランカー・熟山竜一を相手にフルマークの判定勝ちを収めたのも、この千里馬の秋興行だった。先日の世界初防衛戦でマルチネスを倒した左ストレートはあの日も炸裂し、熟山はいとも簡単に何度も尻餅を突かされた。キャンバスに腰を下ろしたまま、首を傾げつつ後の世界チャンプの顔を見上げていた彼の姿が今なお記憶に新しい。
すっかりサンボーホールが似合わない格に上り詰めてしまった長谷川は、今日はスーツ姿で挨拶と何かの賞の表彰のみの出場。しかし来年の2月か3月、場所を神戸ワールド記念ホールに変えて、長谷川が地元・神戸に凱旋して2度目の防衛戦を行うプランが進行中だという。興行は水物だからどう転ぶか分からないが、是非とも実現して欲しいものである。
ちなみにこの日の客入りは、立見客がホールを埋め尽くす形で満員。申し訳程度に配置された10000円の指定席は、見たところ殆ど実券が出ていなかったようだ。まぁこの価格設定なら当然の話なのだが、どうして5000円とかにしないのかが謎である(笑)。

※観戦記は随分後の更新になります。ご了承下さい。