駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2部第12試合・Sバンタム級6回戦/○児島芳生[明石](判定3−0)井戸本雅也[大阪帝拳]●

公式判定は3者とも58-56で児島を支持。駒木の採点でも58-56児島優勢。
バンタム級の新人王西日本準優勝者・井戸本の再起戦。序盤は井戸本が上下フックやアッパーなど多彩な攻撃で主導権を窺うが、中盤以降、懸念のスタミナ切れが再発して動きのキレが落ちてしまった。児島は豊富なスタミナに裏付けられた、6回戦相応の実力の持ち主。的確なショートレンジブローで中盤以降のラウンドを制して少差ながら確実なポイントアウト。
今年の新人王バンタム級戦線は全国を通じて低調と思われたが、西日本実力最右翼の井戸本が6回戦で足踏みして、図らずもこれを裏付ける格好に。