駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第5試合・Sフェザー級8回戦/△木原和正[ウォズ](判定1−0)福原寛人[江見]△

5Rに木原がダウン1回。
公式判定は宮崎76-75(木原支持)、原田76-76、大黒76-76のマジョリティドロー。駒木の採点は「A」76-75「B」78-76で福原優勢。ほぼ半数のラウンドが拮抗状態のクロスゲーム。しかし福原は5Rの10-8と8Rで明確な10-9の3点アドバンテージ。木原が明確に獲ったラウンド数はそれに及ばず、内容的には分の悪いドローと言える。ランキング戦は防衛側有利の暗黙の了解があるとはいえ、これまでドローに泣かされ続けた福原にとっては気の毒過ぎる裁定。JBC西日本は責任を持って次回ランキング会議で福原を日本11〜12位に推すべきである。