2006-12-10から1日間の記事一覧
メインの内藤をはじめとする宮田ジム勢3名が全て持っていってしまった興行。“聖地から直輸入”のボクシングを堪能出来た我々ボクシングファンは大満足だったが、庇を貸して母屋をジャックされたヨシヤマジム側にとっては悔恨の一夜となったことだろう。完敗…
メインイベントは、フライ級の東洋&日本二冠王者・内藤大助に、ヨシヤマジムの軽量級エース・吉山博司が挑むタイトルマッチ。 王者・内藤は29勝(20KO)2敗2分の戦績。現在WBA6位、WBC5位の上位世界ランカーでもある。98年にフライ級全日本新人王を獲得後…
セミファイナルは、またしても他地区所属の選手同士による試合。 島田は7勝(2KO)2敗2分。04年の中日本新人王だが、6回戦での2勝はいずれもタイ人相手、10月のA級昇格緒戦も判定負けを喫しており、やや伸び悩みの現状。しかし今回は降って沸いたような…
ヨシヤマジム中量級部門のエース格・松本憲亮がここで登場。今日は東南アジア人相手の調整戦。 その松本は17勝(13KO)3敗2分の戦績で、日本ライト級10位。ここしばらくは東南アジア人との調整戦と、日本ランキング下位級の選手との冒険マッチをほぼ交互に繰…
両者戦績は松下9勝(3KO)1敗1分、一ノ宮6勝(2KO)9敗4分。この試合はプログラム編成上6回戦となっているが、両者A級ライセンスを保持している。松下は昨年の新人王予選敗退後、1つのドローを挟んで3連勝中。一ノ宮は00年の中日本新人王で、最近では…
両者戦績は藤原1勝(0KO)3敗、西沢1勝(0KO)無敗。藤原は03年9月以来3年3ヵ月ぶりの復帰戦。西沢はアマチュアで全日本実業団選手権2連覇の実績を持つ。B級デビューも可能な実績だが、新人王戦も見据えてか4回戦からのデビューとなっている。 1R。藤…
両者戦績は安田2勝(2KO)2敗、細川1勝(1KO)無敗1分。大阪では珍しい、他地区所属同士の4回戦。細川はナイジェリア生まれ宮崎育ちという異色の経歴で、リングネームは(正式ではないが)本名との事。 1R。細川がハンドスピードのある左を前面に出し、ジ…
両者戦績は安本3勝(1KO)4敗、島田2勝(0KO)無敗1分。安本は新人王予選を2回戦で敗退後、8月に再起成功して3勝目。この試合にB級昇格を賭ける。島田は今年3月にデビューして早くもこれが4戦目。新人王戦レベルの選手との初顔合わせとなる今回は試金…
両者戦績は加藤3勝(1KO)1敗、石井2勝(0KO)3敗1分。加藤は新人王戦不出場も5月、9月とオープン戦で連勝中。石井は新人王予選で初戦敗退後、10月に再起戦を勝利で飾っている。 1R。ロングレンジ、ジャブとフェイントで牽制し合う静かな立ち上がり。加…
夜の部はヨシヤマジムの定例興行。メインは、ジムの軽量級エース・吉山博司が、フライ級2冠王者・内藤大助[宮田]を招いて、彼の保持するOPBF東洋太平洋フライ級王座に挑むタイトルマッチ。この他にも、内藤に帯同して来阪した宮田ジムの日本ライト級3位リ…
「終わり良ければ全て良し」の典型例とも言うべき興行。とにかく坪内の大活躍に尽きる興行だったと言える。今日のパフォーマンスなら日本タイトルマッチに出場しても恥をかかされる事は無いはずだ。また健文も、力量差がある相手の場合はいつもそうであるよ…
メインイベントは、新進気鋭の日本ランカー・坪内に、ハンドスピード豊かな鋭い強打で台頭しつつある大鵬ジムの中堅・中井五代が挑むランキング争奪戦。 実績下位ながら赤コーナーに立つ中井は7勝(5KO)3敗2分の戦績。6回戦を2連勝(1敗)でクリア後、…
日本王座決定戦に挑むも三谷将之[高砂]に完敗を喫した健文Eトーレスの再起戦。 健文は8勝(6KO)2敗の戦績。タイトル戦の敗北で世界ランクから陥落して現在は日本バンタム級5位。やや力量差のある相手を迎えてのリスタートとなったが、これを持ち前の決定…
両者戦績は上原11勝(6KO)3敗1分、川野7勝(2KO)4敗1分。この試合は今年8/27からのダイレクト・リマッチ。前回は形勢互角の接戦を小差判定で上原が制している。 1R。両者ジャブ、ワン・ツー、単発右ストレート、左フックを主体にした重厚な打撃戦。リン…
両者戦績は川波7勝(4KO)2敗1分、小林6勝(2KO)2敗。2人とも前回の試合は8/27で、川波は8回戦初黒星となるTKO負け、小林はA級昇格を決める快勝と明暗分かれている。 1R。近距離での打撃戦。小林が先手で手数を振るうところ、川波が左ジャブ、右アッ…
両者戦績は中澤2勝(0KO)2敗1分、福留1勝(1KO)3敗。中澤は4月の新人王予選で敗退、8月の再起戦もドローと、勝ち星に恵まれない近況。福留も6月、9月と連敗しており近況冴えない。共に現状打破を図る一戦。 1R。福留が頭低く単発フックを振るいなが…
木村はこの試合がデビュー戦、岸根は9/3に岡山でデビュー、負傷判定勝利で1勝(0KO)無敗の戦績。ちなみに2人ともサウスポー。 1R。両者頭の中が真っ白になったような感じで、プロテストで求められるものとは真逆の乱打戦に。共に左のストレート、フック、…
両者戦績は人見1勝(1KO)無敗、瀧波1勝(1KO)1敗。人見は今年8月デビューだが、瀧波は02年8月以来、実に4年4ヶ月ぶりのリングとなる。 1R。人見が頭低く突進して来るところ、瀧波はジャブを細かく放って迎撃し、更に右ストレートに繋げてゆく。だがブ…
IMPホールの昼夜興行ではお馴染み、大鵬ジムの定例興行。8月末の前回興行で日本バンタム級王座決定戦に敗れた健文・エスプロシボトーレスはセミに控えてタイ人相手の調整戦。メインはここ数ヶ月で充実著しい中井五代が、同じく昨年来から充実一途の日本…
突如勃発した、西日本ボクシング界12・10興行戦争。大阪IMPホールでは、昼の部に日本ランカー・坪内達哉出場のランキング戦、夜の部に内藤大助×吉山博司のOPBFタイトルマッチを据えた昼夜興行。そして大阪から公共交通機関利用で約2時間という微妙な…