駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

2009-03-21から1日間の記事一覧

全体の総括

優勝候補・有力候補のほぼ全員が順当に勝ち上がったが、試合内容は冷や汗ものの大苦戦も多く、今後へ向けての不安と課題が多く露わになった。これをバネと出来るかどうかが、後楽園まで辿り着けるかどうかのカギとなるだろう。 特筆すべき選手を列挙すると、…

第2部第10試合・ウェルター級4回戦/●中司裕貴[西日本協会](1R2分26秒KO)竹中省吾[千里馬神戸]○

第2部第9試合・ウェルター級4回戦/○大森健太[尼崎亀谷](1R1分20秒TKO)ジョニー拳[奈良]●

ジョニー拳は、山本賢太のリングネーム。

第2部第8試合・Sライト級4回戦/●塚本隆太[明石](判定1−2)村上拳弘[神拳阪神]○

公式判定は半田39-38、坂本39-38(以上、村上支持)、大黒39-38(塚本支持)のスプリットデシジョンで村上。駒木の採点は「A」38-38イーブン「B」39-38塚本優勢。

第2部第7試合・ライト級4回戦/○小浦佳斗[進光](堀田棄権のため小浦不戦勝)堀田武史[陽光アダチ]●

堀田が試合を棄権したため、小浦が不戦勝で勝ち上がり。

第2部第6試合・ライト級4回戦/●山本雄也[仲里ATSUMI](判定1−2)山田新太郎[神拳阪神]○

山田新太郎は百合徹郎から改名。 公式判定は半田40-37、宮崎39-38(以上、山田支持)、原田39-38(山本支持)のスプリットデシジョンで山田。駒木の採点は「A」39-37山本優勢「B」39-39イーブン。山本のラフな攻勢を“アグレッシブ”要素に加味するか、乱暴…

第2部第5試合・Sフェザー級4回戦/○大谷康晴[クラトキ](判定3−0)正野晃[アポロ]●

公式判定は坂本、半田、原田の三者いずれも39-38で大谷を支持。駒木の採点は「A」39-37「B」40-38で大谷優勢。

第2部第4試合・Sフェザー級4回戦/○西永哲也[進光](判定3−0)多谷友宏[大星]●

公式判定は坂本39-37、宮崎39-37、川上39-38の3−0で西永。駒木の採点は「A」39-37「B」40-37の3−0で西永優勢。

第2部第3試合・フェザー級4回戦/○王田尚史[千里馬神戸](1R0分50秒TKO)安田善郎[大鵬]●

第2部第2試合・フェザー級4回戦/●片山恵司[大阪帝拳](4R1分00秒TKO)高埜剛[尼崎亀谷]○

第2部第1試合・フェザー級4回戦/○佐野充啓[西日本協会](判定3−0)吉田文郎[ハラダ]●

公式判定は大黒40-36、坂本40-37、原田40-37の3−0で佐野。駒木の採点は「A」39-37「B」40-37で佐野優勢。

第1部第8試合・Sバンタム級4回戦/●舟木隆太[オール](舟木棄権のため恒岡不戦勝)恒岡朗[大星]○

舟木が病気欠場のため、恒岡が不戦勝で勝ち上がり。

第1部第7試合・Sバンタム級4回戦/●奥健太郎[奈良](判定0−3)山崎浩一[明石]○

公式判定は川上40-37、大黒39-38、宮崎39-38の3−0で山崎。駒木の採点は「A」39-37「B」40-37で山崎優勢。

第1部第6試合・バンタム級4回戦/●張本陽介[陽光アダチ](判定0−3)仲田雅宗[八尾]○

公式判定は半田40-37、大黒39-37、原田39-38の3−0で仲田。駒木の採点は「A」「B」40-36で仲田優勢。

第1部第5試合・Sフライ級4回戦/●藤原大貴[ウォズ](判定0−3)川口勝太[オール]○

公式判定は原田40-36、坂本40-36、川上40-37の3−0で川口。駒木の採点は「A」39-37「B」40-37で川口優勢。

第1部第4試合・フライ級4回戦/○森田厳希[ウォズ](判定3−0)林昭文[川田]●

公式判定は半田40-36、宮崎40-37、坂本40-37の3−0で森田。駒木の採点は「A」「B」いずれも40-36で森田。

第1部第3試合・フライ級4回戦/○樋口裕二郎[オール](判定3−0)河本幸也[大鵬]●

公式判定は原田39-37、半田39-38、坂本39-38の3−0で樋口。駒木の採点は「A」39-37樋口優勢「B」39-39イーブン

第1部第2試合・Lフライ級4回戦/○本田衛[JM加古川](3R1分33秒TKO)小金丸憲友[進光]●

第1部第1試合・ミニマム級4回戦/▲西川潤也[八尾](判定1−1岩橋勝者扱い)岩橋裕馬[森岡]△

岩橋が2Rにダウン1回。 公式判定は坂本38-37(岩橋支持)、原田38-37(西川支持)、大黒38-38の三者三様ドロー。いーぶんとした大黒副審の優勢点投票により岩橋が勝者扱い。

今年の西日本新人王戦予選は、早くも序盤のヤマ場。尼崎エーリックホールを舞台に、昼夜興行の形で全18試合が行われる。今年はエントリー者が少なく、ここで早くもベスト4以上が出揃う階級もある。ノーテレビの小会場、しかもオール4回戦ではありながら、…