駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

第5試合・WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦/○《王者》長谷川穂積[真正](1R2分37秒TKO)ブシ・マリンガ[南アフリカ]《挑戦者・同級1位》●

第4試合・Lフライ級契約ウェイト(48.0kg)8回戦/○高山勝成[真正](判定3−0)ロマート・センティビアス[比国]●

公式採点は半田80-73、川上80-74、原田79-73の3−0で高山。駒木の採点は「A」80-72「B」80-74で高山優勢。

第3試合・Sライト級契約ウェイト(62.0kg)8回戦/△鮫島康治[Gツダ](判定1−1)土居裕介[塚原京都]△

鮫島は2Rにホールディングで減点1。 好機判定は半田79-75(鮫島支持)、大黒77-75(土居支持)、原田76-76の三者三様ドロー。駒木の採点は「A」76-75「B」78-77で鮫島優勢。最初から最後まで膠着した大混戦。採点困難なラウンドが続き、ドロー近辺で判…

第2試合・Sフェザー級6回戦/●北岡将志[黒潮](3R0分18秒TKO)福岡孝太[明石]○

第1試合・Lフライ級契約ウェイト(48.0kg)4回戦/○松本直樹[大阪帝拳](判定3−0)大西翔士[緑]●

公式判定は宮崎40-37、野田39-37、原田39-38の3−0で松本。駒木の採点は「A」39-37「B」40-37で松本優勢。

今や日本ボクシング界の至宝となった長谷川穂積、西日本地区所属選手でありながら東都での防衛戦が多い現状だが、約2年ぶりに地元・神戸での凱旋興行が実現した。しかも会場は真正ジムの間近にある大会場・ワールド記念ホール。今回がジム創立以来初の大箱…

第2部総括

各階級有力候補の沖田、青木、土師、森本は順当に勝ち上がったが、興行全体で見た試合内容は極めて低調。率直に言って、普段の興行の前座カードよりもレベルの低い試合も少なくなかった。後楽園へ向けての視界が開けるどころか、暗雲が立ち込めて来たという…

第2部第8試合・ウェルター級4回戦/○森本貴之[BMB](判定2−1)山口晃生[倉敷守安]●

公式判定は原田39-38、坂本39-38(以上、森本支持)、半田39-38(山口支持)のスプリットで森本。駒木の採点は「A」38-38イーブン「B」39-38森本優勢。

第2部第7試合・Sライト級4回戦/●楯野祥之[大鵬](判定0−3)井上大輔[倉敷守安]○

1Rに井上、2Rに楯野がそれぞれフラッシュ気味のダウン1回ずつ。 公式判定は北村、宮崎、松田の三者いずれも38-37で井上を支持。駒木の採点は「A」38-36「B」38-37で井上優勢。

第2部第6試合・ライト級4回戦/▲田中敦朗[塚原京都](判定0−1武縄勝者扱い)武縄紘[倉敷守安]△

公式判定は坂本39-38(武縄支持)、北村38-38、半田38-38のマジョリティ・ドロー。イーブンとした副審の優勢点投票も含めた判定により、武縄が勝者扱い。駒木の採点は「A」39-37「B」40-38で武縄優勢。

第2部第5試合・Sバンタム級4回戦/●西田至孝[塚原京都](判定0−3)土師智洋[倉敷守安]○

西田は2Rに手をキャンバスに着くフラッシュダウン1回。 公式判定は北村、原田、半田の三者いずれも40-36で土師を支持。駒木の採点は「A」40-35「B」40-36で土師優勢。

第2部第4試合・Sフライ級4回戦/○青木一平[六島](判定3−0)横山集[明石]●

横山は4Rにダウン1回。 公式判定は松田39-37、原田39-37、半田38-37の3−0で青木。駒木の採点は「A」38-37「B」39-37で青木優勢。

第2部第3試合・フライ級4回戦/○別所航平[堺F興和](判定3−0)近藤哲史[倉敷守安]●

公式判定は松田39-37、原田39-38、宮崎39-38の3−0で別所。駒木の採点は「A」39-37別所優勢「B」39-39イーブン。

第2部第2試合・フライ級4回戦/○松浦卓也[六島](判定3−0)藤田慶[千里馬神戸]●

公式判定は坂本40-36、宮崎40-36、松田39-38の3−0で松浦。駒木の採点は「A」「B」共に40-36で松浦優勢。

第2部第1試合・Lフライ級4回戦/○沖田英志[正拳](判定3−0)内海秀樹[倉敷守安]●

公式判定は北村、坂本、原田の三者いずれも40-36で沖田を支持。駒木の採点も「A」「B」共に40-36で沖田優勢。

第2部・西日本新人王戦1・2回戦(西日本協会主催)

夜の部は西日本新人王予選の集中開催。今年度は各階級で参加者が減っており、この日も試合数は7階級8試合と、据え置きのチケット代を考えると少々寂しい内容に。 この日は、度重なる遠隔地遠征の負担を和らげるための措置か、岡山にある倉敷守安ジムからエ…

第1部総括

セミとメインは選手の格相応の試合内容にはなったものの、フルラウンドの判定決着。メインの微妙な判定と所要時間の長さ(4時間)が相まって、筆者にとっては爽快感よりも疲労感が先立つ興行になってしまった感があった。 一方、前座では細川の好パフォーマ…

第1部第8試合・Lフライ級契約ウェイト(48.0kg)10回戦/●アルマンド・エルナンデス・トーレス[墨国/大鵬](判定0−3)武市晃輔[金沢]○

武市は3Rにダウン1回。 公式判定は宮崎97-94、半田97-96、原田96-95の3−0で武市。駒木の採点は「A」95-94「B」97-94でエルナンデス優勢。リングサイドのマニア・関係者の採点では、意見が割れたもののエルナンデスを推す声が多かったようだ。際どいラ…

第1部第7試合・ライト級契約ウェイト(60.0kg)8回戦/●金丸清隆[正拳](判定0−3)山崎晃[六島]○

金丸は8Rにマウスピースを何度も故意に吐き出す行為により減点1 公式判定は原田78-74、坂本77-75、北村77-76の3−0で山崎。駒木の採点は「A」78-73「B」79-74の3−0で山崎。

第1部第6試合・Sウェルター級契約(68.0kg)6回戦/○細川貴之[六島](4R2分29秒TKO)巴山宏知[正拳]●

第1部第5試合・ミドル級6回戦/○岩尾剛[泉北](6R2分14秒TKO)辻保裕[六島]●

第1部第4試合・フェザー級4回戦/●下休場マサオ[正拳](2R1分58秒TKO)高田小次郎[六島]○

第1部第3試合・ライト級4回戦/○松原勇太[正拳](判定3−0)昔川真也[大星]●

昔川は1Rにダウン1回。 公式判定は原田、宮崎、半田の三者いずれも39-36で松原を支持。駒木の採点は「A」39-36「B」40-37で松原優勢。

第1部第2試合・Sフェザー級4回戦/○森田登[正拳](判定3−0)中川章[泉北]●

1Rに中川がダウン1回。 公式判定は松田40-36、坂本40-36、宮崎39-36の3−0で森田。駒木の採点は「A」39-36「B」40-36で森田優勢。

第1部第1試合・バンタム級4回戦/▲橋本広大[正拳](判定0−1徳山勝者扱い)徳山雅之[大阪帝拳]△

公式判定は宮崎39-38(徳山支持)、北村38-38、原田38-38のマジョリティ・ドロー。イーブンとした2人の副審の優勢点投票も含めて多数の支持を得た徳山の勝者扱い。

第1部・「拳王への道・SEIKEN×MUTOH 〜六島の逆襲〜」(正拳ジム主催)

昼の部は正拳ジムの若手育成興行ブランド「拳王への道」。しかし今回は昨秋開催された「六島VS正拳5対5」の続編的位置づけで、本興行の番外編的意味合いが強いようだ。 興行の構成は、まず第3試合までが正拳ジム勢が出場する新人王予選3試合。第4試合か…

前回から丸1ヶ月ぶりのIMP昼夜興行。いよいよシーズンインの3月ということで、ここからは週末のカレンダーが興行予定で埋まってゆく事になる。4月には神戸と大阪で興行がバッティングするという、筆者にとっては頭の痛いスケジュールもあるようだが、やは…

ミドル級展望

ミドル級は今年も寂しくたった4名。それもうち3名未勝利というのだから…… 出場選手及び08年以降の戦績 小倉雅弘[神拳阪神] 未勝利11敗2分 サウスポー 08/11/17 VS胡朋宏[横浜光]●(1R2分59秒TKO) 08/05/11 VS下野善道[ホワイトフォックス]●(3R…

ウェルター級展望

ウェルター級は11人参加と2桁人数。昨年からほぼ倍に急増した。 出場選手及び08年以降の戦績 長島謙吾[尼崎] 3勝(3KO)3敗1分※07年7月以来1年8ヶ月長期休場 森本悠希[明石] プロ未デビュー 大森健太[尼崎亀谷] 2勝(2KO)2敗 08/09/14 VS宇井敏晃[大阪…

スーパーライト級展望

この階級は昨年と同じく6人参加となった。 出場選手及び08年以降の戦績 塚本隆太[明石] 1勝(0KO)4敗※06年10月以来2年5ヶ月長期休場 村上拳弘[神拳阪神] 1勝(0KO)1敗 08/12/20 VS宇川広之[アポロ]●(4R0分45秒TKO) 08/09/07 VS本松隆志[SFマ…