駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

第8試合・Sフライ級8回戦/○内海俊忠[姫路木下](1R1分27秒KO)ワンチャナ・シットサイトン[タイ国]●

第7試合・Sフェザー級契約ウェイト(57.5kg)8回戦/●山下将臣[高砂](2R1分06秒TKO)熊谷謙志[とよはし櫻]○

第6試合・Sライト級8回戦/●西尾彰人[姫路木下](4R2分04秒TKO)伊藤和也[宮田]○

第5試合・フェザー級8回戦/○脇本雅行[高砂](1R2分47秒TKO)谷弘樹[姫路木下]●

第4試合・Sフェザー級6回戦/●水貝和弘[高砂](判定0−2)高橋秀鎮[千里馬神戸]○

1R、水貝がダウン1回。 公式判定は坂本58-56、原田58-56、野田57-57の2−0で高橋。駒木は高橋のラフに過ぎる攻勢を「乱暴な突進」気味なものと判断して採点、「A」57-56「B」58-57で水貝優勢とした。微妙なラウンドも多く、ドロー近辺ならどちらの勝ち…

第3試合・バンタム級契約ウェイト(53.0kg)6回戦/○森川真一郎[高砂](1R2分27秒KO)コンデット・ポーティティマ[タイ国]●

第2試合・Sバンタム級4回戦/△徳永章宏[高砂](2R1分18秒負傷ドロー)橋本毅[明石]△

2R、徳永が偶然のバッティングで負った右目上の負傷が酷く、ドクターストップで試合終了。徳永優勢の流れだっただけに「もらい事故」で引き分けにされるのは若干気の毒。

第1試合・ミドル級4回戦/○井上博登[高砂](1R1分23秒KO)アルバート・スミス[東海]●

興行の概要&雑感

もはや恒例のイベントと化した感のある高砂ジムの地元興行。しかし今回のサブタイトルは「三谷将之引退記念試合」。このジムをプロ加盟以来牽引して来た若きエース・三谷将之のテンカウントゴングを鳴らすための、華やかながらも切ない興行である。 マッチメ…

府立第一興行全体の総括

井岡は日本ランカー真っ青のテクニックを披露してポテンシャルの高さを証明したが、まだアマチュア向きのボクシングという感も。特にパンチ力面に課題があり、性急な出世への挑戦には若干の不安が残るプロ緒戦となった。次戦でどこまで変われるかだが、キャ…

第8試合・Lフライ級6回戦/○井岡一翔[井岡](3R0分26秒TKO)トンタイレック・ポーウィラシン[タイ国]●

第7試合・フェザー級8回戦/●川野正文[大阪帝拳](判定0−3)山本敏充[江坂]○

1Rに川野がダウン1回。 公式判定は大黒78-74、半田78-75、宮崎76-75の3−0で山本。駒木の採点は「A」78-73「B」79-74で山本優勢。

第6試合・フライ級8回戦/○宮崎亮[井岡](1R2分57秒TKO)楠浩明[Gツダ]●

第5試合・ウェルター級契約ウェイト(65.0kg)8回戦/○小林勇介[仲里ATSUMI](判定3−0)井上亮[陽光アダチ]●

1Rに井上がダウン1回。 公式判定は半田58-56、宮崎58-56、坂本59-56の3−0で小林。駒木の採点は「A」58-55「B」58-57で小林優勢。

第4試合・バンタム級8回戦/○上谷雄太[井岡](3R2分43秒KO)小阿洋一[仲里ATSUMI]●

第3試合・バンタム級契約ウェイト(53.0kg)4回戦/○石田匠[井岡](判定3−0)山川浩平[Gツダ]●

公式判定は宮崎40-36、大黒40-37、坂本40-37の3−0で石田。駒木の採点は「A」40-36「B」40-37で石田優勢。

第2試合・バンタム級4回戦/●山本満[大阪帝拳](判定0−3)北村忠靖[陽光アダチ]○

1Rに山本がダウン1回。 公式判定は原田39-36、大黒39-37、川上39-37の3−0で北村。駒木の採点は「A」39-36「B」40-37で北村優勢。

第1試合・Sバンタム級契約ウェイト(54.5kg)4回戦/●高橋裕基[井岡](判定1−2)内田崇文[森岡]○

内田は2Rにダウン1回。 公式判定は原田、宮崎、川上の三者いずれも38-37で内田を支持。駒木の採点は「A」38-37内田優勢、「B」38-38イーブン。

「第5回 チャンピオンズヒート」(井岡ジム主催)

前日に引き続いての府立第一興行。しかしメインはタイトル戦ではなく、B級デビューする井岡一翔[井岡]がタイ人と戦う6回戦。まさに破格の扱いでのプロ緒戦である。しかも井岡ジムの集客力をフル稼働させてこの大会場をほぼ満員にしてしまったのだから恐れ…

神戸興行全体の総括

※現在準備中です。

第7試合・ライト級10回戦/○伊波・ファン・カスティーヨ[真正](2R2分45秒KO)畑大輔[進光]●

第6試合・ライト級8回戦/○百田諭志[オザキ](判定2−1)藤田和典[倉敷守安]●

公式判定は杉山78-75、堺谷78-75(以上、百田支持)、村瀬77-76(藤田支持)のスプリットで百田。

第5試合・フライ級8回戦/○石崎義人[真正](1R2分04秒KO)トンチャイ・ポープラトンポン[タイ国]●

第4試合・フライ級8回戦/○山田卓哉[真正](2R1分06秒TKO)デッチサック・シットサイトン[タイ国]●

第3試合・Sバンタム級契約ウェイト6回戦/○菊地永太[真正](5R1分55秒TKO)松原章訓[倉敷守安]●

第2試合・ウェルター級契約ウェイト(66.0kg)4回戦/○宮永雄太[オザキ](1R2分17秒TKO)本松隆志[SFマキ]●

第1試合・フェザー級4回戦/○上木原佑樹[真正](判定3−0)金岡永[新日本大阪]●

1Rに金岡がダウン1回。 公式判定は堺谷40-35、村瀬40-36、中村39-36の3−0で上木原。駒木の採点は「A」「B」40-35で上木原優勢。

「リアルスピリッツ Vol.4」(真正ジム主催)概要&雑感

真正ジムの自主興行ブランド「リアルスピリッツ」もこれが4回目の開催となった。会場は、このブランドとしては初めての神戸ポートアイランド。先月に長谷川穂積防衛戦をしたばかりで興行を打つのはかなりの冒険だが、それだけ地元密着に対する気持ちが強い…

3日連続興行の最終日は、なんと神戸と大阪のダブル開催。しかも14時に神戸ポートアイランドで真正ジム興行が始まり、その3時間後には移動に1時間半を要する大阪府立体育館で井岡ジム興行が追いかけるという、筆者にとっては非常に悩ましいタイムスケジュ…

興行全体の総括

タイトルマッチは西日本勢の3連勝となったものの、称賛されるべき要素より課題の方が多い内容に終わった。 名城は見せ場十分の逆転KO勝ちで、会場を大いに盛り上げたが、二度のダウンはまさに誤算だったろう。世界王者としては、最低限のノルマをどうにか…