駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

今日は亀田興毅の試合

この後、ボチボチ溜まってる観戦記更新もしますが、とりあえず今日のトピックスから。
とにかく話題性だけは世界戦に次ぐほど(と言っても、若貴兄弟喧嘩の1/10も騒がれてないマイナースポーツっぷり全開)の試合ではありますが、結局のところ、コアなボクシングファンにとっては、見るべき処は結果じゃなくて亀田の試合っぷりに尽きるわけですよ。亀田が相変わらず並の8回戦に毛の生えた程度の試合しか出来なければ、たとえ1RKOだろうがこちらの見方は変わるわけじゃないし、万一負けても動きそのものが日本ランカー上位ぐらいまで成長してれば、これは「結果はアレだけどなかなかやるじゃん」となるでしょうし、辰吉の2戦目みたいな勝ち方が出来れば、こりゃもう晴れて色物卒業となるわけで。
そういう意味では、せめて5Rくらいまでサマンには保ってもらって、亀田の現時点の力量が丸裸になるような試合になってもらいたいものです。どうせ丸裸になったって、大本営発表の一般マスコミは商品価値が消えるまで持ち上げるだけ持ち上げるでしょうし。
……しかし、とことん不思議なんですが、亀田のどこにそんな商品価値があるんでしょうね。これで亀田人気の余波で、亀田とは関係の無い日本タイトルマッチでも後楽園が札止めになるくらいの波及効果があるんなら別ですが。