駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第7試合・ライト級8回戦/○仲田典由[横浜さくら](判定3−0)森田陽久[新日本仙台]●

仲田は13勝(4KO)5敗2分。今日の出場選手では唯一日本ランクが視野に入っている選手か。一方の森田は8勝(4KO)3敗1分。
前半戦(1〜4R)は、挑戦者的な立場の森田がアグレッシブに手数、手数で攻め、それを仲田が捌きつつ要所で強打を見舞う…という流れ。手元の採点でもほぼ互角で、森田の健闘が光る。しかし後半戦に突入すると、仲田も積極性を前面に出し、果敢な打ち合いに応じる形に。こうなると地力で勝る仲田がヒット数で優勢に立ち、最終ラウンドの壮絶な乱打戦でもパンチの精度の差を有効打数差に直結させて明確なポイントをもぎ取った。
公式判定は79-74、78-75、77-75の3-0で仲田。駒木の採点も78-75で仲田。