駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第8試合・Sフェザー級4回戦/●中島涼[ハラダ](1R1分24秒TKO)岩下幸右[Gツダ]○

中島は速い左のフック気味のジャブを放って先手を狙うが、岩下はこれに全く臆せず逆にジャブから右ストレートで攻勢。中島はデトロイト気味に構える左ガードの低さを突かれ、挙句に得意の左フックを右クロスカウンターで合わされて再三クリーンヒットを被弾。最後は完全に効かされたダウンを喫し、同時に試合が止められた。
中島は左フックを放つ時メクラ打ち気味で、これではせっかくの宝も威光半減だ。岩下は格上相手に果敢に勝負を挑み、そう高くない勝算のギャンブルに見事勝利。ムラッ気のある選手だが、今日はそれが良い方に出たか。