駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第1部概要&雑感

昼の部は、本日デビュー戦または未勝利選手を中心にマッチメイクした「零勝戦」と言われる育成興行で4回戦11試合&6回戦1試合の構成。神戸から大阪までこういうイベントを観に行くのが当然の事になってる自分も大概だなと思う(笑)。とはいえ12試合も3000円で観られるのだから、質はともかく量的には他の娯楽よりも随分と割安ではある。もっとこの辺を潜在的なライト・ボクシングファンにアピールする術は無いものか。
まったく、これほど競技自体の知名度が高い割に「(テレビで)観る事」と「生で見る事」が乖離しているプロスポーツは、ボクシングと大相撲ぐらいだろう。例えば世界戦中継番組内で、有力選手出場試合のチケット特別電話予約でもやればいいのに、残念ながらそういう試みは滅多に見られない。こういう所こそK−1・PRIDEの真似をすべきなのだが……。以前、深夜3時台の女子プロレス中継で、一瞬告知テロップを流しただけで翌日数十件の問い合わせがあった…というぐらいテレビの力は絶大なのだが、ボクシング業界はその辺りの事に無頓着すぎる印象がある。