駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

追記〜マッチポンプ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060418-00000016-spnavi-spo

「プロモーターの立場から言わせていただくと、あの試合進行について危惧している。倒されないことだけに徹する相手の戦い方もひどかったが、それをさせないためにレフェリーがいて、進行があるんです。試合中に相手選手に警告を与える権限をレフェリーは持っている。過去にも消極的な試合をした選手にはダウンが取られた例もあるんです。あれではプロボクシングが成り立たない」と金平会長は持論を展開。その上で、「特に大毅君のような選手相手の試合だと、今後もああいう展開は出てくる。しっかりとした試合を見せられるようなレフェリングをしていただけるよう、JBCにはちゃんとした形で申し入れたい」と、文書などの形でJBCに強く抗議していくことを語った。

これは、シドニーシェルダン本ばりに超訳すると「西のアタック原田を見習え!」という事でしょうか。
あの試合、パワーで無理矢理効かせて後退させたシーンはありましたが、ダウンに繋がるような明確なクリーンヒットはほぼ皆無。対戦相手も噛ませタイ人にしては戦意も高い方で、攻守の実力も比較的備わってました。あれじゃ止めたくても止めようがありませんよ。
正当なレフェリングをすると大手ジムの会長に文句を言われる。なるほど、全国津々浦々で不当なジャッジやレフェリングが横行するのも分かる気がします。というか、自分のシナリオ通り試合やりたかったらプロレスの「ハッスル」で試合しなさいよ。