駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

Fighting beat Boxing(ハラダジム主催興行)

年3度、大阪府立体育会館第2競技場で行われるハラダジム主催興行の“春の陣”。ジムの現エース・上原誠が二線級の日本人選手を相手に10回戦を戦うのがメインで、セミでは日本ランク入りが目前に迫る高山剛志もA級選手を相手に実績作りに励む。新人王予選3試合や、前年度の新人王戦上位進出者の初6回戦など、地味ながらもマッチメイカーの“良心”が感じられる全8試合のラインナップ。これで平日17時30分スタートという悪条件が無ければ来場をお薦め出来る興行なのだが……
果たして、客席は立見・自由席の客を吸収してもなお空間が目立つ寂しい入りに。相変わらずジムのスポンサー関係の動員は効いていたようだが、それ以外の客層が殆ど来場していないような感じ。まぁ考えてみれば、この時間帯では駒木のように数日前から仕事を詰めて職場を早出しないと第1試合からの来場は無理な話で、興行のハード面の条件が悪過ぎたといったところか。