駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2部第3試合・フライ級4回戦/●福留宏行[井岡](判定0−3)橋本泰治[尼崎]○

この日、唯一組まれたフライ級のベスト8。福留は1回戦シード。昨年9月のデビュー戦をKOで飾って1勝(1KO)無敗。4/16に中沢翔[大鵬]を破っている橋本は4勝(1KO)無敗3分の戦績。
公式判定は藤田40-36、北村40-37、宮崎39-37の3−0で橋本。駒木の採点は「西」40-36「東」40-37で橋本優勢。
橋本が、このクラスなりの格の差を見せ付けて磐石のベスト4進出。攻めてはアグレッシブにワン・ツー、フック、アッパーで自在に印象的なヒットを重ね、守っては得意のダッキングを軸にガード、ステップワークで無難に立ち回った。フックが大振りでオープンな所が気になるが、今年のレベルならば有望。
福留は未だ発展途上といった感じ。愚直ながらもアグレッシブな攻めは光ったが、現状の緩いガードと一本調子な攻撃では新人王戦を争うのは難しい。