駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

06年度全日本新人王戦・西日本×西部日本地区対抗戦

今年度の新人王戦もいよいよ佳境。東軍・東日本地区では先日準決勝が行われたが、西軍に属する3地区でもこの日から地区新人王らによる西軍代表決定トーナメントがスタートする。各年ローテーションで組み合わせと開催地が決定する西軍代表決定戦、今年は(西日本×西部日本)×中日本の組み合わせで実施される事になっており、今日は代表決定戦への出場を懸けた地区対抗戦である。西日本(近畿&四国+中国地方の一部ジム)と西部日本(西日本協会所属ジムを除く中国&九州)との対抗戦では、例年選手層のぶ厚い西日本優勢となるが、敵地で奮戦する中国・九州勢の動向にも注目が集まる。
さて客入りの方だが、生憎の雨模様という事も影響したか、府立第2のキャパシティを持て余し気味。前5列の指定席は多めに見積もって6割程度、自由席も空席が目立っていて大苦戦。やはり選手の多くが遠方からの遠征となると、動員できる身内・関係者の数が減り、それがモロに客入りに響くようである。ただ、それにしてもキャパシティ1000席程度の会場を埋められないという辺りに京阪神地区のボクシングファンの絶対数の少なさを思い知らされる。


なお、出場選手の所属地区は、赤コーナー=西日本、青コーナー=西部日本で固定。審判員は全員西日本所属だったが、あからさまな地元判定は無し。但し後述するように、判定決着3試合の結果はいずれも賛否が分かれそうな「微妙」なものであった。


※例によって情報需要の観点に鑑み、先に結果のみ公開、後刻コンテンツを充実させてゆきます。


※駒木の手元の採点は「A」(10-9マスト)「B」(微差のRは10-10を積極的に採用)を併記します。公式ジャッジの基準は「A」と「B」の中間程度だとお考え下さい。