駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2部第2試合・フェザー級4回戦/●三輪直也[姫路木下](1R1分47秒KO)桑原直紀[千里馬神戸]○

未勝利同士の一戦。三輪は1敗、桑原は3敗。三輪は昨年3月に1RKO負けして以来1年ぶりの再起戦。桑原の3戦は水貝和弘(2回)、谷弘樹という今日の第4試合の6回戦に出場する選手との対戦で、4戦目にして初めてキャリア相応の相手を迎えた。
1R。桑原がアグレッシブに大振り攻勢。三輪はスピード、ディフェンス共に今一つで、マトモにパンチを浴びるシーンが目立ち劣勢に陥る。桑原は連打から左のクリーンヒットに繋げてノックダウン。再開後間もなくクリーンヒットを追加すると三輪は全身の力が抜けるようにグラつき、桑原が更に猛攻を加える中でキャンバスに腰から崩れ落ちた所で漸くストップ。この松田主審の対応は酷い。
桑原が相手関係楽になってマイペース。これでもかと有効打を決めて初勝利。劇的に地力が向上したというわけでもないが、今日の攻めの姿勢は良かった。
これで2試合連続1RKOの三輪は攻守共に低調。このパフォーマンスでは今後も厳しい。